今年の桜は、京都の市街地よりも、奈良を向く機会が多かったです。
桜シーズンも本格化した3月下旬、訪れたのは西吉野でした。
貝原の福西邸に咲く大しだれ桜、朝日の中で鑑賞。感激でした。
(※3月25日撮影)
朝7時。山間なのでまだ朝日は登っていません。
静かに咲き誇る大しだれ桜に感激。
つながって見えますが、手前の一本と、上段にもう一本の桜が咲いて一体化しています。
すこしずつ東の空が光を増します。
桜も命が芽吹くように色を増していきます。
キラッ。
朝日の斜光線が入り始めました。
大しだれ桜の上部と、手前の啓翁桜に光が灯ります。
そして・・・
朝日が山の稜線から顔を出しました。
ゴーストが入りますが、それもまたこの朝の雰囲気をありありと伝えてくれます。
光を得て輝き出す桜。
よく見ると上の一本はまだ5分咲きくらいかな。
どうも別の種類の桜のようで、色味も上段のほうが少しピンクが濃い感じ。
薄暗かったあたりも爽やかな朝の雰囲気に包まれました。
手前のお寺の屋根から、湯気があがります。
前の晩、冷えてたので、霜が蒸発しているのですね。
しだれの根本に近寄りました。
先程のお寺の屋根をバックに。
奥には啓翁桜が満開です。
枝ぶり見事!
そして、いいお天気のようで、順光になった背景に青空が広がり始めました。
樹齢は双方とも160年~170年と言われます。
幕末の時代からこの集落を見守り続けた桜ですね。
この半逆光がほんとに美しいのですが撮影が難しい~!
肉眼で見るのはとてもきれいなのですが、それがそのまま写真に写るとは限らない(汗)
初めて見た感激、写真で伝わりますかね?(^^ゞ
随分光が回ってきました。
輝く下段の桜はほぼ満開。
上段の桜は蕾もいっぱい。
このアングル、満開で見てみたいなぁ。
これまた満開でみたいアングル。
二本が融合した枝ぶりの幽玄さは見事です。
下段の桜を中心に、しっかり光が回った青空をバックに。
春爛漫!ですね。
うーむ、やっぱり上段の桜の満開がほしい!
こりゃ、もう一回来たいですね、ということで、実は今回前編としたのはそういうワケで(笑)
前編のこの日は、バリバリのコントラストの下で、春らしい桜シャワーを浴びました(^^)
カーブミラーにお寺の屋根を入れて。
というわけで、枝垂れ桜をあとにして、山を下っていきましょう。
そう、先程見下ろしていた啓翁桜の方へ向かいます。
下から見上げる枝垂れ桜も素晴らしい~。
こうしてみると、左右(上下)2本の枝垂れ桜の融合の様子がよくわかります。
やっぱり二本の色味が少し違いますね。
啓翁桜畑越しに大しだれ桜を。
この啓翁桜、切り花用に栽培されている丈夫な桜。
普通の桜は切るとそこからバイキンが入って枯れたりしますが、
この啓翁桜は切っても切ってもまた枝が伸びます。
こんな感じで、きれいに栽培されているのでした。
枝垂れ桜と啓翁桜。なんとなく大きな舞台の主役と脇役、という雰囲気ですね。
手前の小さなピンクは梅でした。
ジャジャーン。
まるでバレエのコーダを見るような、そんな雰囲気だった啓翁桜越しの大しだれ桜でした。
後編は後日、雨の中の枝垂れ桜をお届けします。
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