
今年も奈良の紅葉を何箇所か頑張ろうと思います。
こちらは奈良市菩提山町にある正暦寺。
山間の細道を登ったところにある、真言宗のお寺です。
(※11月16日撮影)

色づきが進むイチョウの向こうに見えるのは福寿院。
この福寿院からの眺めが綺麗なのですが、カメラマンのマナーの悪さが原因で、
秋の間は撮影禁止となってしまいました・・・。残念。

というわけで、福寿院はしっかり目に焼き付けて、本堂の方へ。
石段横の供養塔のところに鮮やかなモミジがありました。
正暦寺で亡くなられた僧侶の供養塔だそうです。

十三重石塔に挟まれた場所にある供養塔を真っ赤な紅葉が彩ります。

色変わり中の紅葉。
もうすぐ真っ赤になりますね。

本堂は1916年の再建になります。
前に真っ赤なモミジがありました。

少し枝の下に入ると、まだ日当たりの関係か、色変わり中の部分もありました。
でも鮮やか。

本堂横にもいい色の紅葉。

夕刻でしたが、おかげで静かに紅葉が楽しめました。

鐘楼にも色変わり中の紅葉が彩りを添えていました。
この鐘楼も1925年の再建です。

本堂の雰囲気も悪くないのですが、やっぱり重要文化財の福寿院の紅葉風景が撮りたかった・・・

石段を降りながら、供養塔脇の紅葉を。

供養塔に合掌して、正暦寺を後にしました。


