祇園祭2019 後祭曳初め(北観音山・南観音山・大船鉾)
2019年 08月 15日
祇園祭、後祭も見応えのある山鉾が並びます。
まずは20日に行われた曳初めの様子をお届けします。
お、大船鉾の左に威勢よくやってきた剣鉾が。
こうしてみると、すごく高い・・・
一人の人がバランスを保ちながらも、ユッサユッサと鉾を揺らしながらやってきます。
ちゃんと剣先部分は手ぬぐいで持っておられますね。
こちらは両方に龍が躍動するデザイン。
扁額には「瀧尾社」の文字が。
瀧尾神社は、焼失した大船鉾の龍頭の復元の際に参考にしたという龍の彫刻があります。
そんなご縁で、大船鉾の船出を清めるように、剣鉾が新町通りを練り歩いてくださいます。
懸装品がとりつけられていきます。
Tシャツの背中の車輪マークがカッコいい。
黒光りする車輪に思わず惹きつけられます。
おそろいのTシャツは今年は赤!
エイヤラヤー!の瞬間はグッと身を前に乗り出しますからね。
程よい長さ、重要なポイントなんでしょうね。
南観音山側から、大船鉾方面を望む。
すごい人の波です。さすが人気ですね。
信号を折りたたまないので、ここが限界です。
音頭取りさんの気合で、ギリギリのところまで鉾が引き出されました。
南観音山はバックするときは音頭取りさんは一人のスタイルなんですね。
そう、バックした南観音山は、再び会所まで前進。
「献燈」の提灯が並ぶ中、勇壮に曳初めが行われました。
今度は北観音山が後ろ向きに曳初めしています。
後祭の殿をつとめる大船鉾とともに、3基の山鉾の曳初めを楽しんだ7月20日でした。