
花の少ない季節のお庭の彩り。
冬牡丹が咲く當麻寺を訪れました。
(※1月19日撮影)

受付を終えて奥院の中へ。
菰をかぶった冬牡丹が出迎えてくれました。

正玄関前は大きなツツジの植え込みがあります。
その前でそっと咲くのは山茶花。

こちらが奥院の本堂、御影堂です。
桃山時代に建てられた、重要文化財の建物です。

本堂の裏手へ続く浄土庭園へ向かいます。
お庭のあちこちに冬牡丹が。

レモンイエローの牡丹も。
春が待ち遠しいですね。

こちらは純白。
霜よけ、風よけの菰がいい味出してくれます。

浄土庭園の一番奥までやってきました。

阿弥陀様が見下ろす大きなお庭。
冬牡丹が彩りを添えてくれています。

阿弥陀堂の裏手。
山茶花が満開でした。

冬牡丹は、春牡丹を促成栽培して人工的に咲かせています。
なので、葉っぱもちゃんと出ています。

こちらは有楽椿。なんともう満開でした。
花が落ちて、苔庭から直接咲いているような。

小春日和の日差しに美しく花を咲かせていました。

羽ばたく音が聞こえたと思ったら・・・
アオサギが青空バックに優雅に飛んでいきました。

そうそう、蝋梅の季節でも有りましたね。
こちらも早めに咲いたようです。

冬牡丹のバックは重要文化財の楼門。

石段を上がって振り返ると、楼門と同じ高さで牡丹が楽しめます。

春と同じ牡丹ですが、やっぱりちょっとさみしげな冬牡丹。
春が待ち遠しいですね。

阿弥陀堂と冬牡丹を素晴らしい青空のもとで楽しめたので良しとしましょう(^^)

高台から。お、工事の覆いがかぶっていた西塔が姿を表し始めていました。
春のキリシマツツジ、牡丹、シャクナゲの時期が楽しみです(^^)

最後にもう一度御影堂を振り返ると、秋のような雲が空に広がっていました。
ものすご~く静かな當麻寺。ゆっくりゆっくり時間が流れていました。


