
このお庭は四季を通じて美しいですが、やはり雪景色は格別。
赤い毛氈の向こうに見える凍てついた水墨画の世界、お楽しみください。
(※12月29日撮影)

開門前の詩仙堂に到着。
門の隙間から見えた嘯月楼は・・・バッチリ雪化粧!

少し早めに開門してくださいました。
お庭の見える場所まで来て目に飛び込んできたのは・・・見事な雪景色。

サツキの頃や紅葉の頃も使う定番構図ですが、やっぱり雪景色は格別。

額縁光景の中に広がるお庭の景色は、水墨画のようでした。

砂紋が薄っすらと浮かび上がるくらいの、絶妙な積雪。

パウダーシュガーでデコレーションしたような(^^)

詩仙の間のお隣、至楽巣からの眺め。

お、青空が出てきたようですよ。
美しい雪の華が見られるタイムリミットも近そうです。

再び額縁光景にて雪景色を楽しみ・・・

味のある石塔(サツキの植え込みの間にちょこんとあります)を眺めてから、外庭へ向かいます。

嘯月楼の後ろに青空が迫ります。
雪と青空、素晴らしく爽やかですが、お日様が出ると雪の魔法はとけちゃいます(^^ゞ

さぁ、外庭へ。
こちらも凍てついた世界。
地面への積雪が少なかったので、比較的自由に歩けるようです。

サツキの大刈込も雪でコーティングされていますね。
モミジの枝についた雪の華の繊細な美しさに目を奪われます。

暖かい色が嬉しい万両の実。雪うさぎを作りたくなりますね(^^)

見上げる雪の華。
紅葉の頃も見事な光景を見せてくれる詩仙堂の外庭ですが、雪も素敵です。

地面の積雪はこんな感じ。
木々の陰になった部分は雪が積もらないくらいの、程よい淡雪でした。

雪の華越しの嘯月楼。
青空もちょっと見えて、冬の詩仙堂らしい光景。

雪の華と青空って相性いいですよね~。

冬の枯れ枝に美しい花を咲かせた雪。

砂地に斑点模様が・・・
そう、雪の華が落ち始めているんです。
京都の雪の魔法は効力が短いですね。

この日は人出も少なく、外からの撮影でも建物内に人がいませんでした。

さぁ、そろそろ失礼しましょうか。

茶室を飾る雪の華。

爽やかな冬晴れになりそうです。
今年も詩仙堂の雪景色を見ることができて嬉しかったです。


