ダイモンジソウ咲く古知谷阿弥陀寺
2018年 11月 22日

古知谷阿弥陀寺さん、本当にいろいろな種類のダイモンジソウが楽しめます。
他にも秋の山野草が咲いていました。
(※10月13日撮影)

苔むした石垣に、紅紫檀の実が鈴なり。
そして、その上に可愛らしく並んで咲いているのがダイモンジソウです。

その花の開いた形が大の字なので、大文字草、と呼ばれるんですね。

一画だけ長い。クセのある書家ですね(笑)

ちょうど秋明菊が満開でした。

今年は秋明菊の咲くが遅かったのか、長持ちだったのですね。


霧の多い、湿潤な気候を好む、岩場に咲く山野草です。
なるほど、この場所がお気に入りのようですね(^^)

窓の額縁の向こうに見えるお庭には、たくさんのダイモンジソウ。

この時期はダイモンジソウがこんなにたくさん。

小さな小さな花ですが、こんなに豪華に花盛りに見えます。

今年の夏もなかなか厳しかったようで・・・
別の場所で育てていた子たちをここへまた移植されたようです。

クリンソウのときも綺麗ですが、ダイモンジソウでもこんな感じで(^^)




建物には被害がなかったものの、参道、裏山の木々が300本も倒れたそうで・・・
停電、通行止めなどで大変だったのだそうです。
こうやって綺麗にお花を見せていただけるのは文字通り「有難い」ことで。

この子はいっぱい真っ赤な大の字を上に向けてくれています。
燃え盛る送り火のような・・・ってところでしょうか。

対比が面白いですね。

達筆な感じで「払い」が長め(^^)

苔の緑も映えて綺麗です。


お部屋の隅から望遠で狙いました。

よく見ると、蕊がピンク色でかわいらしいです。

赤、ピンク、薄桃色。ほんとにいろいろありますね。

イワウチワみたいな形。大文字の部分の花びらが太いので花が丸くなってます。

小人がいっぱいいるみたいにも見えますね(^^)

今年からこのお寺のお庭に登場しました。
岩の苔に根ざして花を咲かせています。

見頃はそれなりに長いのですが、これだけ咲いているピークで見せていただけたのは嬉しい限り。
実は前週にも訪れるつもりでしたが、台風被害のため、拝観停止でした。
今年は見られないかと思っていただけに、
写友から「今日は拝観できる」と連絡をもらった瞬間に大原へ向かってました(笑)

朝は亀岡にいたのですが、すっ飛んできた甲斐がありました。
さぁ、名残惜しいですが、そろそろ御暇しましょうかね。

苔の中、青紫色の花が綺麗。キキョウ科だと聞くと、なるほど!という色ですね。

ここは、味のある鉄製灯籠のそばにたくさん咲いていました。
瑞雲閣のあたりのお庭にもポツポツと咲くんですよ。

秋の山野草とともに、たくさんのダイモンジソウを楽しめた古知谷阿弥陀寺でした。







