初夏の風薫る酬恩庵一休寺
2018年 09月 19日
今年はフォトコンテストの表彰式をサツキの季節にあわせて行っていただきました。
サツキはこの日と翌週、二度訪れて撮影してきましたが、
まずは新緑美しい参道~睡蓮など初夏の花が咲く外庭の様子をお届けいたします。
(※5月19日撮影)
額縁から見える参道が美しい。
一休禅師が堂宇を再興し、師恩にむくいる意味で「酬恩庵」と名付けたそうです。
一休さんのお寺、ということで、一休寺という名前で親しまれています。
まさに緑のトンネルです。
諸悪莫作 衆善奉行の文字。これは「悪いことをするな、良いことをしろ」というわかりやすい教え。
今年も美しい紅葉を見せてくれることでしょう。
後小松天皇の息子だった一休さん。つまり皇族。
なので、16枚の花びらの菊花紋が御廟の扉に透かし彫りされています。
宮内庁が御陵墓として管理する「宗純王廟」(宗純は一休さんの名前)なのです。
そこで、こんなふうに撮影してみました。
王廟前のお庭もサツキが咲いて素敵なのですよ。
ここもまた、緑のトンネル。本当に綺麗な青もみじです。
本堂は室町時代の建立。足利義教の帰依によるものだそうです。重要文化財。
美しかったので思わずここでしばらく撮影しました。
一休さんが堂宇を再興した際に建てられたものです。
皆さんが頭をなでるので、ツルツルになってます(^^)
今年はバッチリ新鮮な時期に来ることができました。
おや、黄菖蒲もチラッと・・・あまりはびこらないでね(^_^;)
睡蓮の花って蓮とはまた違う清廉さがありますよね。
合間から顔をだす花たちがかわいらしい。
とてもかわいらしい花たちでした。
紅葉、今年は見に行けるかな~。
ここも美しい新緑の額縁になっていますね。
続きの「サツキ咲く方丈庭園」編は次回にて。