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花景色-K.W.C. PhotoBlog

京都・奈良を中心に、花と緑や紅葉の景色、そして時々舞妓さんを撮影しています


by Katsu

祇園祭2018 後祭山鉾巡行(後編)

  
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美しい青空のもと行われた後祭山鉾巡行。
やっぱり大注目は大船鉾。カッコいいですよね。
今年は龍頭での巡行でしたが、この白木の状態で見る巡行もこれが最後。

後編、役行者山から順にお届けします。





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山伏が法螺貝を鳴らしながら登場。
役行者山らしい行列ですね。


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役行者山には三体の御神体人形が乗っています。朱傘の下にいるのは一言主神と葛城神。
そして、祠の中にいるのが役行者、役小角(えんのおずぬ)です。


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このアングルなら祠の中の役小角が見えますね。
舁き手の法被は白黒の縦縞です。


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おっ!と目を引く山はこの浄妙山。
御神体人形、どうなってるの??っていう乗り方ですよね。


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これは宇治川の戦いで先陣を切る一来法師を表しています。
下の僧兵は山の名前にもなっている筒井浄明。
一来法師は、「悪しゅう候、御免あれ」と、先をゆく浄明の頭を押さえてヒョイと飛び越え、
先陣を奪ったというシーンです。そんな言われから別名「悪しゅう候山」とも。


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なんともアクロバティックな飾り付け。
橋弁慶山の片足一本立ちと並んで、躍動感のある山です。


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最後の山は八幡山。
山に乗る八幡宮は、なんと総金箔の豪華なお社なんです。


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鳥居の両側には鳩がとまっています。
左甚五郎作の鳩が乗っていましたが、2013年の巡行から二代目に変わっています。
以前の左甚五郎の鳩は、会所巡りで見ることができますよ~。


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さぁ、後祭山鉾巡行もクライマックス。
市役所をバックに悠然と現れたのは大船鉾です。


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背中の「四」は四条町の証。
そして、やはり目を引く大きさとフォルムです。


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鉾の上では少年たちが誇らしげに扇を広げていました。


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さぁ辻回しです。
音頭取りさんの金の屏風が返ります。


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おお~!
この斜めから見る大船鉾もめっちゃカッコいい!
今年は龍頭での巡行でした。一年交代で大金幣と龍頭が入れ替わるのですが、
来年は大金幣。その間に龍頭は金箔を貼る下準備として、漆塗りが施されます。
二年後の巡行のときは、漆塗りの黒龍での巡行になるでしょうか、
それとも、金箔まで貼られるか。それもまた楽しみですね。


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ともあれ、この白木の龍頭での巡行はこれが最後。
青空をゆく白木の龍が本当にかっこよかった大船鉾でした。

前祭と比べて少ない10基の山鉾の巡行ですから、コンパクトに楽しめる後祭山鉾巡行。
初めて交差点でゆっくり鑑賞することができました。
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by kwc_photo | 2018-08-29 07:29 | 京都(Kyoto) | Trackback