青蓮院門跡の春は、見事な緑。
そこに点在するキリシマツツジやヒラドツツジの色はとても鮮やかです。
(※4月25日撮影)
青蓮院門跡を目指し、知恩院の三門(国宝)に向かって歩きます。
あまりに雨上がりの緑が美しかったのでパチリ。
新緑に包まれた三門の威容が本当に素晴らしい。
そして、青蓮院門跡に到着。
どうやら一番乗りです。
華頂殿から眺める相阿弥の庭。
今年はキリシマツツジが早くに咲いてしまいましたが・・・
この日はヒラドツツジが満開。
障子の隙間を掛け軸に見立てた額縁撮影。
しっとりした青もみじに鮮やかなツツジの色が映えます。
華頂殿からお庭を眺めると、あちらにもヒラドツツジが。
青々としたお庭に咲いたツツジ。
いい差し色です。
キリシマツツジは雨に打たれて最終盤。
赤さが残っていたのがまだ救いですかね。
今日の主役はやはりヒラドツツジ。
小御所前のお庭のヒラドツツジも鮮やかです。
一文字型の手水鉢を彩るように、ヒラドツツジとキリシマツツジが咲いていました。
ここはキリシマツツジもまだ綺麗に咲いていました。
ピンク色のキリシマツツジも咲いていました。
少しアングルを変えて。
青もみじの合間にキリシマツツジのラインが。
あと数日早ければ、もっと真っ赤だったのでしょうね。
華頭窓越しに。
雨に濡れたツツジの色は鮮やかですね。
回廊をバックに。
そして、回廊側から華頂殿の額縁でヒラドツツジと新緑を眺めてみました。
さぁ、外庭を歩きましょう。
新緑が本当に綺麗。
順路に沿って歩くと、先程のヒラドツツジの横を通っていきます。
満開!ですね。
ツツジにいざなわれるようにお庭の奥へ。
緑がしだれて青もみじのトンネルになっていました。
霧島の庭も、霧島躑躅は見頃終盤。
紅白の霧島躑躅がなんとか咲き残っていました。
青もみじの簾越しに霧島躑躅を垣間見ます。
さぁ、順路に沿って宸殿側へ周りましょう。
華頂殿から見えていた霧島躑躅の裏側を通ります。
小高い丘の上から見下ろすような感じ。
キリシマツツジ越しにヒラドツツジを見ました。
ここはまだピークの赤さを保っていました。足元には散った花で赤い絨毯が。
裏手の竹やぶでは、たけのこ・・・いや、もうほとんど竹、ですが・・・がニョッキリ。
まさに雨後の筍、です。
大玄関をバックに、しっとり青もみじを楽しみました。
最後もヒラドツツジが見送ってくれました。
長屋門は楠の新緑で青々。
でも、角に立つ楠が、ずいぶん切られてしまっていました。
空洞化が目立ったので、穴を樹脂で埋める施術をしたようですが、その後どんどん弱り、
枝が折れて落ちてくる危険が生じたので、太い枝を残して伐採したようです。
五本の楠がトレードマークの青蓮院門跡。何とか復活してほしいです。