シャクナゲと春の山野草（古知谷阿弥陀寺）

　　 山寺の春。
大原の奥、古知谷阿弥陀寺にも花の季節がやってきました。
シャクナゲが雨に咲いていて鮮やか。
古知谷カエデの新緑、そして山野草たちにも挨拶してきましたよ(^^)

（※4月15日撮影）





駐車場から坂道を登る途中・・・
お、シャクナゲ、咲いていますね。


青葉が雨に濡れてきれい。
苔も青々しています。


瑞雲閣の前のシャクナゲは３分咲きと７分咲き。
今年はシャクナゲの花数が多くて豪華です。


新緑をバックに。
雨で来たのは正解でしたね。


満開前のほうが、蕾の造形がかわいらしいんです(^^)


まさに鈴なりのようなシャクナゲの花を見ながら本堂前へ。


お、苔庭に咲いている白い花。可憐です。


こちらの石灯籠のところにも。
オオバナエンレイソウです。春先のお花ですね。


かわいらしいでしょう？
大花延齢草、と書きます。


客殿前にもシャクナゲ。
淡い、いいピンク色です。


雨靄が山の際まで迫ります。
新緑と常緑。山の春の色合いがきれい。


新緑をバックに五体の仏像を。


足元の苔に可愛らしい花を発見。
エイザンスミレです。


クリンソウが咲く中庭の岩に寄り添うように、イカリソウが咲いていました。


おや、こちらにも。
雨のおかげで苔もモフモフ。居心地が良さそうなイカリソウです。


岩の間からニョキッと出ていたのはショウジョウバカマ（猩々袴）。
これまた春の花です。


本堂の障子の額縁で。
新緑とシャクナゲの掛け軸のようになりました。


こちらもいい感じ。
新緑から赤い椛がアクセント。


青葉が本当にきれい。
雨の日は特にそう感じますね。


若葉の赤と緑が共演していました。


こちらは緑、赤、ピンク。
春の古知谷阿弥陀寺、彩り豊富です。


濡れて艶めく岩とシャクナゲもナイスマッチング。


しっとり濡れたシャクナゲ。
湿潤な気候が大好きなシャクナゲですので、嬉しそうに見えました。


満開のシャクナゲを最後に眺めて。
苔むした蹲がアクセント。


さぁ、下山しましょうか。
石垣に垂れる新緑が鮮やか。


こんな雨の日は滝の水量が多いんですよね。
絵になるので三脚持ってきて少し流してみました。


山の上から何段にもなる滝。
若葉の青さがいい彩りになっていました。


自然豊かな古知谷阿弥陀寺。
春の雨、そして春の花々を楽しんだひとときでした。