桜咲く京都2018 本満寺のしだれ桜
2018年 05月 17日

本満寺の一本桜。
やっぱり美しい桜です。
(※3月26日撮影)

朝日に照らされるしだれ桜。


本満寺のしだれ桜のイチの魅力はこのフォルム。

急遽、前日に柵ができたのでした。

枝垂れる姿、この桜は高低差がすばらしいのですよ。

ん~、やっぱり真新しい柵が目立っちゃいます。
赤いコーンも立っていて、桜以外に目が行ってしまいますね。
でも、引きで見るこの桜、やっぱり素晴らしいでしょう?
庫裏を覆い尽くすくらい、大きな傘のしだれ桜です。

春の青空の爽やかさに、桜も嬉しそう。


下から伸びているのはボタンの花芽。春がどんどん進んでいきます。





このカットなら柵は入りませんしね(^^)

思えば、このあたりから、怒涛の桜満開ラッシュ、でしたよね、今年は。
桜の回りに設置された柵に、観光マナー、そして撮影マナーを考えさせられました。
以前は柵がなくても、マナーを守れていたんです(一部アカン人はいましたが)
裏を返せば、規制されなくても当然守れるのがマナーとも言えます。
規制されて守るのはルール、ですからね。
誰から言われるでもなく、美しい景観を、美しく守れること。
譲り合い、美しいと思う心を共感できること。
日本人が守ってきた道徳や美意識、精神というものが、今になって問われている気がします。
誰かがやっているから自分もやる、ではなく、
ダメなことはやらない、見かけたら声をかける
喧嘩をするのではなく、独り占めするのではなく、
皆で美しいものを、美しい景色を共有する
そんな思いを持ちながら、撮影することを心がけたいですね。







