一風変わった桜が咲くのが六角堂。
こちらの桜は「御幸桜」と呼ばれます。
咲き始めの頃に訪れました。
(※3月23日撮影)
紫雲山頂法寺。
通称、六角堂と呼ばれます。
本堂まえの柳が綺麗に新緑になっていました。
おや、鉢植えの桜も見えますね。
境内では桜が満開になっていました。
御幸桜(みゆきざくら)。花山法皇の六角堂御幸により西国三十三所観音巡礼が始まったことに由来します。
この枝垂桜、一風変わっていて、咲き始めは真っ白なんですが・・・
日がたつにつれてだんだんピンク色に染まっていきます。
この日はまだ咲き始めでしたので、全体的に真っ白。
ピンク色に染まる様子も見たかったのですが・・・
今年は各所の桜の開花速度が早すぎて、再訪は叶わず。
そしてもう一つショックだったのは、昨年までメインだった御幸桜の大木が・・・
ほとんど枝枯れしてしまったようでした(T T)
境内にはあちこちに御幸桜の子どもが育っていますが・・・
どことも、桜の傷みが目立ってきているような気がします。
お地蔵様を見守るような御幸桜。
日当たりの良かったこちらは、少しピンク色を帯びてきているようでした。
これも子どもの木ですね。
立派に育ってくれますように。
往時の姿を惜しむように、メインの傘にかぶせて、子どもの木のしだれを撮影してみました。
ビルの谷間に咲き誇る御幸桜。
六角堂の美しい桜が、また来年も楽しめますように。