雪を追いかけて向かったのは高桐院。
この日はお日様が出たり隠れたりでしたが、日当たりの良いところから解け始め。
雪の華は少しお疲れ気味の様相になりましたが、お庭の美しい雪景色をご覧ください。
(※1月15日撮影)
高桐院入口。
キレイに雪かきしていただいています。
青空がが見えて、ちょっと木々の雪は解けかけています。
立派な門ですよね。
日陰になっている分、ここの屋根や手前の松には雪がたっぷり。
おお!
こちらは日陰だったおかげで、キレイに雪が残っていました。
クランクを曲がり、受付へ。
中に入ると、中庭は雪に埋もれていました。
掛け軸と盆栽が出迎えてくれました。
盆栽の蓬莱庭園も雪化粧したかのように白砂がつかわれていますね(^^)
「高桐院」の扁額がかかるお部屋から・・・
お庭が見えてきましたよ~。
一面真っ白!です。
木々の雪の華は少しお疲れ気味でしたが、木漏れ日が雪におちていい雰囲気。
利休好みの石灯籠。天下一と言われた逸品だそうです。
秀吉に取られそうになったため、一部を切り欠いて「傷物にござりまする故」と断りを入れたという。
今はこのお庭の真ん中に鎮座しています。
雪原のように真っ白なお庭の中に灯籠は鎮座していました。
手水鉢は氷が張っていたようですが、真ん中から解けはじめてドーナツ型(^^)
お部屋の額縁越しに、三斎(細川忠興)が使ったという井戸と墓所入口を望む。
吊灯篭のバックも雪景色でした。
分厚く積もった雪をさけて、いい場所に避難していたダルマさま(笑)
加藤清正が朝鮮出兵時に、王城の礎石を持ち帰り、三斎に贈ったと言われる「袈裟型の手水鉢」。
いたずらにより、苔が剥がされてしまいましたが、随分元の姿に戻ってきていました。
細川家の「五七の桐紋」の透かし彫り越しに、墓所より井戸を望む。
日陰のおかげで、こちらはたくさんの雪が残っていました。
客殿の茶席には「一鳥啼山更幽」のお軸。
静寂の中に響く鳥の声を聞くと、更に寂寥感が深まる」という意味。
雪のこの日は、まさにそんな雰囲気でした。
森とした室内。
雪景色を眺める贅沢な時間。
意北軒。
お寺の書院にあたりますが、千利休の居宅を移築したものです。
こちらにも静けさが漂っていました。
侘び寂びを好んだ利休の趣味がわかるような、落ち着いた空間でした。
華頭窓から覗く南天。
綿帽子をかぶって、何だか可愛らしい。
来シーズンは雪の華が美しい時間帯に再訪したいと思った高桐院でした。
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