千本ゑんま堂にて、節分の狂言を見てきました。
ちゃんと鬼が出てきますよ~(^-^)
千本ゑんま堂では、「強運節分会」と称して節分行事が行われました。
千本ゑんま堂は、正式には引接寺(いんじょうじ)と言います。
ド迫力の閻魔様がご本尊。
閻魔法王像です。高さ2.4mもあるんですよ。
最初の演目は「花盗人」。
殿様に呼び出された太郎冠者は「良き花、求めてまいれ」と命じられます。
太郎冠者は花盗人を訪れ、その花をくれ、と頼みますが・・・
いいようにあしらわれ、追い返されてしまいます。
大名に叱られ、脇差しを貸し与えられて、再び花盗人のもとへ。
力づくで花を奪い取ろうと試みます。
やったー!
でも、実は花と引きかえに脇差しを盗られてしまっている太郎冠者。
花を持って帰りましたが、脇差しはどうした?と尋ねられ、また叱られる太郎冠者。
今度は太刀を貸し与えられて、脇差しを取り返しに行きます。
鞘をはらい、チャンバラになった二人・・・
結局太刀まで盗られてしまいました。
またドヤされる太郎冠者。
今度は殿と二人で花盗人のもとへ。
殿様が花盗人を羽交い締めに!
そのスキに太郎冠者は刀を取り返しました。
殿は盗人に縄をかけよ、と命じます。
なんと太郎冠者、縄でござりまするか、と、藁から縄を綯い初めます(笑)
これが「泥縄式」。泥棒を捕らえて縄を綯う。準備が悪いことの例えになっていますね。
何をしておる!と叱られ、縄をもって縛りにかかりますが・・・
殿様を縛ってしまい、まんまと逃げおおせる花盗人、という笑い話でした。
二つ目の演目は「鬼の念仏」。
節分らしく鬼が出てきましたよ。ここは六道の辻。死者がさまよう場所です。
そこへ現れたのは1人の亡者。
鬼は地獄へ送ろうとしますが、亡者が鉦を鳴らしながら唱える念仏に参ってしまいます。
鬼は「こりゃたまらん」と亡者を極楽に送ろうとしますが・・・
亡者は地獄にいる他の亡者を救おうと策を巡らせます。
念仏を唱えると調子が狂う鬼。
そのカンカン(鉦)をやめてくれ、と鬼は頼み、亡者は、その棒を捨てるように言います。
背中に隠して誤魔化そうとしますが、見破られます。
そして、鬼の力の源、虎のチャンチャンコも脱げと・・・巧みに鬼の力を奪います。
最後は鬼に墨染の着物を着せて、巧みに促して鉦を持たせ、念仏を唱えさせるというコミカルな狂言。
続きは動画のほうが楽しいでしょう。ぜひ御覧ください。
VIDEO 千本ゑんま堂の節分狂言、仕事帰りにとても楽しませてもらいました(^-^)
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