北野天満宮では、御土居の紅葉をライトアップで楽しませてくれます。
そのライトアップ初日、上七軒歌舞会の協力で舞妓さんたちの奉納舞踊が催されました。
御土居の紅葉を楽しむ舞台に、三人の舞妓さんが登場されました。
左から尚絹さん、勝奈さん、市多佳さんです。
この日は贅沢にも3曲。
まずは勝奈さんの舞です。
お姉さん舞妓になった勝奈さん。
簪は銀杏です。
表情が何とも情感あふれる勝奈さんの舞。
正面で見せていただき、見惚れてしまいます。
目の表情が本当に素敵です。
どこか憂いを帯びたような表情が魅力ですね。
ただただ引き込まれる美しさでした。
次は市多佳さんと尚絹さん。
市多佳さんも襟が白くなりました。
簪は黄色から赤へ色づきつつある紅葉。
尚絹さんは上紅がはいりました。
簪は紅葉です。年少舞妓さんの簪は細かく賑やかなもので、
年長舞妓さんになるに従い、シンプルになっていきます。
だらりの帯も美しい。
上七軒は帯の交差のアングルが少し開き気味なのが特徴。
立ち姿、座り姿ともに絵になりますね。
最後は三人による舞です。
ふわり。明るい表情も美しい勝奈さん。
きりり。お姉さん舞妓の貫禄が出てきた市多佳さん。
まだあどけなさの残る尚絹さん。
よく見れば、舞妓さん三世代揃い踏みでしたね。
やはり目が行く勝奈さんの舞。
流し目にドキリ。
日本人形のような・・・
優美な仕草。
一列目で近すぎて市多佳さんの扇が入らず(汗)
扇はお猪口と盃に変身。
市多佳さんから勝奈さんへ。
クイッと頂くと・・・
つぎは尚絹さんから・・・
三人の舞のときはセンターは飲みっぱなしですね(笑)
間近で舞妓さんの舞踊を見せて頂く貴重な機会でした。
例年、舞台の後ろの紅葉はまだ青々している時期にある奉納舞踊です(^-^)
勝奈さん、市多佳さん、尚絹さん、優雅な舞をありがとうございました。
近々、こちら北野天満宮の御土居の紅葉も掲載しますね。