祇園祭の花傘巡行では、巡行後に戻ってきた八坂神社の舞殿で舞踊奉納があります。
獅子舞奉納、六斎、鷺踊、万灯をどりの様子をお届けします。
(※7月24日撮影)
現れた金獅子、銀獅子。
後祭が前祭に統合された昭和41年、還幸祭の道清めのために花傘巡行が始まりました。
獅子舞はその道清めの先頭を行きます。
この獅子舞は4人の女性によるもの。
ぐっと背伸びしたりして、大きな獅子を表現します。
睨み合う獅子たち。
躍動感もあり、迫力ある二頭の獅子舞でした。
いかめしい獅子の中から出てきたのは爽やかな笑顔のお嬢さんでした(^-^)
引き続いて久世六斎保存会による六斎。
この六斎でも獅子舞が披露されます。
こちらは男性による獅子舞。アクロバティックです。
床面すれすれに・・・
逆立ちも!
何と台を重ねてあがり始め・・・
後ろ足も登り・・・
台の上で倒立!
さらにぐいっと反り返ります。お見事!
そこへ現れたのは土蜘蛛。
獅子とバトルを繰り広げます。
見応えある獅子舞でした。
鷺踊の子達、巡行の時もこの素敵な衣装でしたね。
羽の造形が美しい。
羽を広げるとこんな。
本当に鷺が舞うような衣装です。
男の子たちが美しく舞う鷺踊。
白塗りの横顔は真剣です。
美しい舞、がんばってくれました。
最後は万灯をどりです。
幼い女の子たちがたおやかな舞を見せてくれます。
扇も使った舞。
揃いの衣装もいいですね。
芸舞妓のお姉さんがたの舞の後の登場でしたが、
堂々たる舞を披露してくれました。
これもまた、祇園祭の一コマなんですよね。素敵な舞踊奉納の数々、堪能しました。
次回は芸舞妓さんの舞踊奉納を特集します。