八朔(祇園甲部・西村、つる居の皆さん)
2016年 08月 08日

まずはお茶屋「西村」さんの皆さん、そして「つる居」の皆さんの出発のご様子をお届けします。

昨年末に襟替えをされた亜矢子さんと、先日お見世出しをされたばかりの朋子さんです。

声をかけてお茶屋さんの中へ。
チロは暑いのでペタンと伏せてます。
「この暑いのによぉそんな黒い着物着るなぁ」と言わんばかり(笑)

チロちゃん、陰に入れてもらってノンビリ(^-^)。

チロちゃん、玄関先で伏せて寝てるんで、姉さんがたも蹴っ飛ばさないようにそっと中へ。

おめでとうさんどす~。
八朔は八月朔日(ついたち)の略。
旧暦の8月1日は早稲の穂が実る頃。初穂を恩人などに贈る風習が起源です。
イネ=田の実なので、田の実の節句とも言われ、田の実→頼み、と洒落て、
花街では、日頃お世話になっているお師匠さんやお茶屋さんなどに、
「今後とも相変わりませず、よろしゅうおたの申します」とご挨拶する行事となっています。
おめでとうさんです、というのは、花街ではお朔日(おついたち)には、そのように挨拶する
習慣が残っているそうですので、1月、8月だけではなく、他の月も1日はおめでたいそうで。
ただ、この祇園甲部の八朔は、黒紋付、襟足も三本足の正装姿のため、「夏のお正月」とも。

舞妓さんは皆さん8月の花かんざし「すすき」をつけておられます。
お姉さんになるにしたがって、黒紋付の柄もシンプルに、そして襟は白くなっていきます。


西村さん、大所帯です。舞妓さんは知余子さんを先頭にお姉さん順に歩きます。

熱いまなざしのチロちゃんに見送られ、実佳子さんも出発されました(^-^)

着付けをされた紗矢佳さんが来られました。
絽の黒紋付、よく見ると透かしで模様が見えます。見事な仕立て。

この一日のための見事な着物。それが絽の黒紋付なんです。


姉さん、おめでとうさんどす~。相変わりませずよろしゅうおたの申します。
同じつる居さんのお二人の間でも、ちゃんとお互い挨拶されていました。

袖を開いて見せてくださいました。何と花火!
黒紋付を夜空に見立てたオシャレな柄ですね。



少し質感が違うのも見どころ。
美月さんの黒紋付は、撫子などの草花があしらわれたデザイン。
昨年茉利佳さんが来ていたものですね(^-^)

さぁ、挨拶回りへ出発です。

黒紋付の時の帯は、金色基調の豪華なもの。
茉利佳さんの帯は、これまた素晴らしいものですね。

暑い暑い中でしたが、元気に挨拶回りに出発されました(^-^)

