一休善哉の日(酬恩庵一休寺)
2016年 02月 04日

美味しいお善哉を頂きに、一休寺を訪れました。
(※1月31日撮影)

秋の鮮やかな色味と一変して、なんとも静かな雰囲気。

昨年は雪景色を楽しみましたが、今年はまだ降りませんね~。


元旦生まれの一休宗純禅師。大徳寺の住職にお餅の入った小豆汁を頂いた時に、
「善哉此汁(よきかなこのしる)」といったことから、この小豆汁を善哉(ぜんざい)と呼ぶようになったそうです。







ここの絵馬には「願い事」を書くのではなく、自分の「決意」を書くんですね。

パンパンと肩を打ってもらいましたよ。
華頭窓からソテツを見ながら、外へ向かいます。


ここが開くのはお正月の三が日と、この一休善哉の日だけなんです。
ご挨拶して絵馬堂へ向かいます。

上の漫画は、ご存知「一休さん」の母上さまですね(^-^)

ここが善哉の接待所となっています。
普段は立ち入り禁止なんですが、この日は入れていただけます。


口直しには一休寺納豆。塩辛さがまた善哉に合うんです~。
とても美味しかったです。

諸悪莫作(しょあくまくさ) 衆善奉行(しゅうぜんぶぎょう)
諸々の悪を作すことなかれ 衆の善を奉行せよ。
平たく言うと、悪いことはするんじゃないよ、善いことをするんだよ、という意味です。
美味しいお善哉とともに、この言葉も心に頂いて一休寺を後にしました。







