
大寒波と言われた寒い一日。
寒いだけで、雪はそれほどでもなかったですね。
かろうじて淡雪をまとった景色を見せてくれた圓光寺をお届けします。
(※1月25日撮影)

門前より。
凍てついた屋根瓦と参道。
でも、松には雪がありません。

ホントに淡雪。
薄く張り付いた雪が石畳に白さを見せてくれました。

日当たりの良い奔龍庭。
よく冷えた青石だけが雪を纏っていましたが、砂庭の雪は解けてしまったようです。

龍の頭には雪が乗っていますね(^-^)

まずは薄雪が残るお庭へ。

枝にもほんのり白さが残っていました。
全体的にパウダーシュガーをふったような雰囲気。

雪景色があまり望めない今年。
この光景だけでも見られて良かった。

屋根にも白さがあります。
歩くのがもったいないので、先に本堂へ行こうと考えました。

水琴窟の手水鉢。
寒椿があしらわれていました。
もちろん水は全面凍結です。

キンと凍った水面には雪が乗っていました。

おや、流れた水がそのままの形で凍ってつららになっていますね。

定番の額縁も冬の光景。

十牛の庭・冬景色です。
暖かな色味だった秋が懐かしいですね。

枝もホントに薄く雪コーティングされていました。

裏手の井戸のあるお庭も冬化粧。
南天の赤が効いてますね。

牛に見立てた石にもパウダースノー。

柱が等間隔になるようにアングルをとってみました。冬の屏風ですね。
さぁ、外を歩いてみましょう。

おっと、そんなところで寝たら風邪ひきますよ、と言いたくなる見た目(笑)

井戸越しに鐘楼を望む。
すべてが淡雪仕立て(^-^)

圧巻だったのはこの池の全面凍結。
おかげで、ここだけ見事な雪景色でした。

真ん中の道はあとからくる誰かのために雪を踏まないでおいてあげましょう(^-^)

小仏さん見っけ。

淡雪に囲まれて嬉しそう。

綿帽子も控えめに(笑)

マンリョウの赤が冬の庭の彩り。

朝日が差してきました。
儚い京の雪の運命。
あっという間に淡雪は天にかえります。

・・・と、帰り際にふわっと雪が舞いました。
ありがたい。今シーズン初めて雪の舞うのを見ました。
前回の1/20の雪は自宅療養中でしたのでね(^^ゞ
圓光寺・冬の庭。
次に雪が降るときは、この奔龍庭の雪化粧が見たいですね。


