
今シーズンも青空の日を選んでお西さんを訪れました。
青空に銀杏の黄色、とても良く似合いますよね。
(※12月4日撮影)

本願寺に到着。立派な門です。
すでに銀杏の色づきが見えてきてワクワクします。

門の額縁に黄色がぎっしり。

雲一つない青空。お天気にはバッチリ恵まれました。

相変わらず立派な枝振り。
空に向けて根をはるような枝ぶりから「逆さ銀杏」と呼ばれています。

昔、御影堂が天明の大火に見舞われた時には、この銀杏から水が吹き出て火を消したという逸話から、
「水吹き銀杏」とも言われます。

左右に張り出した枝まわりは約30mもあります。

御影堂の額縁からイチョウを望む。

本当に見事な木ですね。
輝く黄葉です。

この門の横のイチョウも大木です。

境内から見ることができる滴翠園の鐘楼。
極彩色が施された珍しい鐘楼です。

大きな寺院にイチョウが多いのは、その保水力によって、火事の延焼を食い止めるためと言われています。
天明の大火から御影堂を救ったのも、水を吹き出したというのも大きなイチョウの保水力かもしれませんね。

例年なら黄色い絨毯が楽しめる12月初旬でしたが、色づきはピークに向かう途中。

冬の訪れを感じさせてくれないくらいのポカポカ陽気でした。
青空に黄色の高コントラスト!

まだ下のほうが緑ですよね~。
今シーズンはイチョウの色づきもダラダラでした。

見上げていると、鳩が旋回を始めました。
タイミングを見計らってシャッターを切りました。

イチョウ越しに経堂を望む。

これまた立派な大木です。
幹周りは約4m、高さは25.5mもあるのだそうですよ。

再び手水舎の屋根越しに逆さ銀杏を眺めて・・・

塀越しに大銀杏を振り返って本願寺を後にしました。


