魅惑の離宮へ。
3年ぶりに晩秋の修学院離宮を訪れました。
2回に分けてお届けいたします。
(※11月27日撮影)
※京都の紅葉2015・修学院離宮(上離宮編) はこちら。
朝イチで修学院離宮へ。
前日までに降った雨はどこへやら。快晴!でした。
待合前の紅葉もすでに晩秋光景。
赤と黄色のコラボレーションです。
下を見れば赤い河が流れていました。
さぁ、まずは下離宮へ。
門にはこの離宮を造営した後水尾上皇好みの花菱の透かし彫りがあしらわれています。
庭はやはり晩秋の装い。
でも、寿月観の脇にある紅葉は鮮やかな赤でした。
朝の光が差し込む寿月観の一の間。
前庭には山茶花が美しく咲いていました。
さぁ、先へ進みましょう。
中離宮へ続く道、御馬車道への門。
門の脇にも鮮やかな色づきの紅葉が。
田んぼの真ん中の御馬車道を進みます。
坂道を登っていくあの道は、後ほど上離宮へ行くときに歩きます。
さぁ、中離宮入り口です。
これまた真っ赤とオレンジの紅葉が出迎えてくれました。
やや散り始めていましたが、これも青空に映える真っ赤です。
楽只軒と客殿が見えてきました。
客殿横にも紅葉が残ってくれていましたよ。
やはりここでは「天下三棚」と言われるうちの1つ、「霞棚」が注目の的。
何度見ても美しい棚です。霞がたなびくような・・・なるほど、霞棚というわけです。
鯉と鮒の図も有名。
あまりにいきいきと描かれすぎて、夜な夜な杉戸を抜け出て池で泳いだ、という逸話。
後から金網が描かれたそうですが・・・もうすでに何箇所か破れた跡が。
今も抜け出ているのでしょうか(^-^)
作者不詳のこの活き活きとした魚の絵を見て、網を描いたのは・・・なんと、伝・円山応挙とのこと。
つぎは楽只軒へ進みます。
客殿の西側を通ると・・・
網干の欄干が。
漁師が網を干す様子を表した意匠です。
楽只軒は扁額やその周辺を見るとススで黒ずんだ跡が。
これは、楽只軒が林丘寺の建物であった時代、林丘寺二代の普光院宮の疱瘡平癒のために護摩を焚いた時の名残。
二の間の襖に見える竜田川の紅葉の絵は、狩野探幽の息子、狩野探信の筆。
井戸端の紅葉も赤く色づいてくれていました。
さぁ、再び中離宮の入口付近へ戻ってきました。
やはりここの赤さは美しかったです。
さぁ、御馬車道を進み、ついにあの坂道を登ります。
これを登れば上離宮。
馬車が通れば、松の枝葉に擦れてしまい痛そうですが、そこは離宮ですから。
葉先の細い、刺さっても痛くない松並木なんですよ。
坂道を登って行くと、ここにも紅葉が待ってくれていました。
さぁ、上離宮入口の門へ到着。
晩秋の修学院離宮、後編は上離宮へ入っていきます。
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