ダイモンジソウ咲く（古知谷阿弥陀寺）

　　 この季節はやっぱり大原！
ダイモンジソウの美しい咲きっぷりに癒やされる、古知谷阿弥陀寺を訪れました。

（※10月12日撮影）

※少し仕事で忙しくしています。コメントへのお返事や皆様のところへの訪問が遅れております。
　ご了承のほど、よろしくお願いいたします。




古知谷阿弥陀寺といえば思い浮かぶこの碑。
「禁葷辛酒肉」。酒肉やニラ、ニンニクなどの匂いのキツイ野菜などを持ち込んではいけません、という意。


山を登っていったところにこのお寺があります。
苔玉のようにまぁるく苔むした岩に咲くダイモンジソウがお出迎え。


こちらのお寺は本当に色々な種類のダイモンジソウが咲き誇ります。


受付前のこの石垣の上が色とりどりなんです。
小さな花なのに、華やかに見えるほど。


ピンク色のカワイイのや・・・


赤いダイモンジソウも。
まさに送り火のような色ですね。


白いのがオーソドックスなダイモンジソウ。
手前のピンクは「太字」な大文字ですね（笑）


この一角だけでも本当に見応えがあります。


こちらは桜の花のような・・・
薄桃色のギザギザの葉っぱが可愛らしいですね。


こちらも苔玉みたいな岩の上に紅白のダイモンジソウが。


小さな秋の花はダイモンジソウだけじゃありません。
こちらはウメバチソウ。確かに梅の花にちょっと似た五枚の花びら。


ちょっと数が減ってしまいましたが、八重の秋明菊も咲いていました。


苔庭に咲いていたのは・・・


岩菲仙翁です。
こちらは夏の花ですが、まだキレイに咲いていました。


岩菲仙翁の咲いていた岩の裏には・・・イワシャジン（岩沙参）です。


釣鐘型の花。
実はキキョウ科です。色は確かに桔梗色～♪


春はクリンソウが満開だったこのお庭も、今は苔むした岩場にダイモンジソウが咲いていました。





三種類が並んで咲いています。
ホントに色々な種類が楽しめるのでステキですね。


さぁ、やや紅葉してきている外庭へ。


お庭の奥に見えるのは、天然記念物に指定されている古知谷楓。
お庭がキレイに整理され、カエデまでの視界を遮っていたものがなくなりました。
真っ赤になった姿が楽しみなんです。


岩のところには一重の秋明菊も。


さぁ、そろそろ失礼しましょうか。


美しいダイモンジソウと、色々な山野草を楽しめた古知谷阿弥陀寺。


お！苔の合間に小さい秋を見つけました(^-^)

秋のお寺は、こんな楽しみもありますね。