秋の花々とススキ（源光庵）

　　 源光庵といえば、この季節は満開のホトトギスが出迎えてくれます。

ススキも見頃になった源光庵をお届けします。

（※10月10日、17日撮影）






ユニークな門が出迎えてくれる源光庵。
門前には見頃を迎えたススキ。


門をくぐると、シオンが満開を迎えています。
奥のカエデはちょっと色づきかけていますね。
昨年はあまりの人出にこちらは避けましたが、今年は紅葉が美しい頃に見にこれるでしょうか(^^ゞ


昔はもっとたくさん咲いたんですが、大雨で根腐れしてしまったシオン。
今年は随分復活してきたようで、嬉しいです。


勢いある咲き方。
シオンも秋の花代表ですね。


拝観受付はこちら～、と言わんばかりに並んで出迎えてくれた先には・・・


そう、今回のお楽しみ。
満開となったホトトギスが待っています。


紫の斑模様が、鳥のホトトギスの胸元の模様と似ているんです。


見事満開！でした。


竹の柵からはみ出るように咲く姿が可愛らしいのですが、この日は柵の内側まで花がいっぱい！


折しも青空。
本当によく咲いてくれています。


あまりの美しさに、なかなかお寺の中へ入れない・・・（笑）


チリンチリン～♪
鈴を鳴らしてお寺の方に受付をしてもらい、中へ。
こちらはいつも受付の一輪挿しがステキです。この日は段菊があしらわれていました。


本堂はたくさんの人がおられましたので、まずは書院へ。
庭園の紅葉は少し色づいているようです。

紅葉の美しい時にもみたい光景です。


あのモミジと山茶花が、本堂の悟りの窓、迷いの窓から見えるんです。


おや？
一ヶ月前ですが、山茶花は既に咲き始めていました。


和室からは相変わらずいい香りのお香が。「堀川」というお香だそうです。
そして、いつも定番の「高野白玉」が飾られていました。


ものすご～くたくさんの人が来られていました。
昨年の「そうだ　京都、行こう」のCMやポスターに採用されて以来、大人気となっています。
こんなに空いたのは、この10分後から法要が予定されており、拝観受付が終わったから。
ちょっと得した気分です(^-^)


丸窓は悟りの窓。四角い窓は迷いの窓と呼ばれます。
やや緑が黄緑色に変わりかけていますね。


紅葉の頃が見たいなぁ。


悟りの窓には宇宙を感じます。
どう感じるかは人それぞれですね。


もう一つ、本堂奥の窓も額縁にしてみました。
こちらも紅葉します。11月・・・今年は撮影禁止は解除されるのかな？


さぁ、法要は11時からなのでまだ大丈夫ですよ～、と親切に言っていただきましたが、
ご迷惑をかけてもいけないので外へ。
すると、ツマグロヒョウモンがヒラヒラと・・・


シオンでひと休み。
「今日はせわしなかったけど、また来ぃやぁ～」。・・・はい、できたら紅葉の美しいころに、ね。


外庭のススキもいい具合に穂を垂れていました。


ススキといえば、駐車場の方のススキは穂を開いて「銀穂色に見頃」を迎えていました。


秋雲と青空も競演してくれました。
秋の訪れをしっかり感じることができた源光庵。
さぁ、これから一ヶ月で秋が加速していきます。楽しみですね。