後祭の巡行。昨年行けなかったので、今年初参加です。
大船鉾が進む勇姿を見ることが出来て嬉しかった~。
というわけで、人垣の隙間からですが全山鉾を撮ってきましたのでお届けいたします。
河原町通にたどり着くと、ちょうど先頭の橋弁慶山が通過するところでした。
言わずと知れた、五条大橋での牛若丸と弁慶の出会いの様子を描いたものです。
続いてやってきたのは北観音山。
曳山として車輪をつけたこの姿は「鉾」と言っても過言ではないくらい。
真木の代わりに松を立てています。
エイヤラヤ~!
音頭取りさんの掛け声で山がギシギシと音を立てて進みます。
囃子方さんの腰から下がる飾り布もいろいろな模様できらびやか!
山の後部には柳をさしています。
これで厄を集めるんですね。
お次は役行者山。
ご神体人形は三体。
見えにくいのですが、中央に役行者が、輪宝を持っている右手が葛城神、
鬼形で赤熊をかぶって、手に斧を持っているのが一言主神です。
見送りは「金地唐美人図綴錦」。
八幡山です。
鳥居の上には一対の鳩が。
元々は左甚五郎作の鳩でしたが、現在は復元新調された鳩が乗っています。
見送りは「雲龍波涛図」。
江戸時代のものです。
ラクダの前懸が目を引くのは鈴鹿山。
ご神体人形は鈴鹿山の悪鬼を退治したという「瀬織津姫神」。
祇園祭に登場する最も美人な人形だと言われていますが、その表情は能面に隠されています。
おおきな薙刀を持つ姿は凛々しいですね。
各山とも素晴らしい見送りなので、後ろ姿を見るのもまた良いものです。
曳き手さんがやってきました。
南観音山です。
こちらも曳山。
真木は北観音山とくじびきで取り合う松なんです。
水引の天女が華やか。
豪華な懸装品に包まれた南観音山、囃子方さんも揃いの浴衣がキマってます。
見上げると・・・
あ、鳩のお腹を確認しました。
北観音山の真木にはオナガドリ、南観音山の真木には白い鳩が取り付けられているのです。
音頭取りさんの気迫。
見送りは「龍王渡海」。
昭和63年に新調されたものです。
個人的に好きな山がやってきました。鯉山です。
今にも動き出しそうな左甚五郎作の鯉。
そして、胴懸、見送りに使われているベルギー・ブリュッセル製のタペストリーが見事なんです。
見送り部分、東西の胴懸は、もともと一枚のタペストリー。
大工のノミによって裁断され、このように懸装品に仕立てられました。
人気が高いのは黒主山。
満開の桜を見上げる大伴黒主がご神体人形。
見送りは「宝散し額唐子嬉遊図」の復元品でした。
あ、浄妙山ですね。
浄妙坊の頭に手をかけ、えいやぁっと飛び越える一来法師の姿を描いています。
宇治川の戦い、一来法師はこのあと、華々しく最期を迎えることになります。
三基の山が並びました。
壮観です。
さぁ、待っていましたよ!
殿は四条町大船鉾。
背中の「四」の文字が誇らしげです。
勇姿を表した船鉾に沿道が沸きました。
吹き流しを風にたなびかせながら進む大船鉾。
やっぱり格好いいですね。
河原町通をゆったりと凱旋。
やはり、祇園祭の殿に大船鉾が復活した意味は大きいですね。
今年は諦めていた後祭巡行でしたが、何とかすべて見ることができました。
来年は日曜日!人は多いだろうなぁ~。がんばろう(笑)
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