やっぱり人気は船の鉾。
後祭の主役といえば、唯一の鉾である「大船鉾」ですね。
鉾建ての様子、懸装品装着の様子から曳初めまでをお届けします。
青空のもと鉾建てが進む大船鉾。
すでに船の形になっていました。
縄がらみもお見事!
ほぼ出来ているように見えましたが、ここからが難関!
船の上の唐破風屋根部分など、細かいパーツがいっぱいです。
縄をまとめる背中。
大船鉾は神功皇后が新羅遠征から凱旋する様子を描いた鉾なのです。
「凱」の文字がとてもカッコイイ!
翌朝見に行くと、すべての部品が取り付けられ、すっかり船が出来上がっていました。
あとは懸装品を掛けるだけですね。
懸装品掛ける前は、こんな感じなんですね。
網代に編んだ部分がなかなかオシャレ。
青空に白木の船体が似合います。
懸装品を掛ける前にお昼休憩になったようです。
それじゃぁ、と後祭りのお楽しみ、屏風祭をば。
藤井絞の格子窓の向こうは、ミニチュア北観音山といけ花、そして見事な屏風の世界。
無名庵もべんがら格子を外して広々と室内を公開されていました。
ちまきが山積み。
何とも涼やかなお部屋でした。
さて、戻ってくると懸装品取り付けが始まっていました。
今年のトピックスは大船鉾のこの前懸。
昨年、巡行に復活した時は、焼け残った江戸時代の古い前懸を使っていました。
しかし、傷みが激しく、
曳初めの時はつけておられました が、巡行時は取り外しておられました。
これを美しく新調されたんです。
躍動感あふれる龍。
「紅地雲龍青海文綴織」です。
今年はこの真新しい前懸で巡行です。
車輪の輪留めには「四」をあしらってあります。
これも「凱」と同じく、大船鉾のマーク。
ほらね、背中に四の文字。
さぁ、大金幣も取り付け完了。いよいよ曳初めです。
音頭取りさんが乗りました。
一気に観客も色めき立ちます。
さぁ、動き始めました。
人の波をかき分け、いざ出港!
昨年もすごかった ですが、今年も交差点には人が溢れました。
いやはや、見事な船出です。
さぁ、戻ってきましたよ!
大船鉾、バック開始です。
新町通りは狭いので、ド迫力!
あっという間に通り過ぎて行きました。
いやぁ、カッコイイ!
高辻まで行った大船鉾は、再び会所に向けて出発!
ここの曳初めは値打ちがありますね~。
屋根方さんのポーズも決まって、お気に入りの一枚となりました(^-^)。
さぁ、会所前。
再び勢い良く曳き手さんたちが流れ、大船鉾が姿を表しました。
曳初めもクライマックス!
会所に詰めておられた関係者の方々、観客の方々からも大きな拍手が飛びます。
あ、バックするから今日は楫をつけていないのですね。
刺繍の立派な楫、後で見に行こうっと。
というわけで、神功皇后のご神体人形や懸装品を鑑賞。
船鉾の黒漆に螺鈿細工の楫もいいですが、この立派な刺繍も見事です。
曳初めを終えて、堂々たる姿で鎮座した大船鉾。
傾いたお日様の光が大金幣を煌めかせます。
やっぱり祇園祭といえば、船鉾、大船鉾の存在が大きいですね。
今年も曳初めに参加できて楽しかったです。
htmx.process($el));"
hx-trigger="click"
hx-target="#hx-like-count-post-24280834"
hx-vals='{"url":"https:\/\/KWCphoto.exblog.jp\/24280834\/","__csrf_value":"3817f6dff9707e6d69853463abea89229f8e62b8df8f6fc254e4bf5e26c4bd8c72dda53b036c946ff434137d8df064430ba2f34244b141758d2001414f84515d"}'
role="button"
class="xbg-like-btn-icon">