祇園祭も後半戦に突入。
後祭(あとのまつり)の山建てを見学してきました。
町の方々が手際よく山を組み上げていく様は圧巻です。
(※7月19日、20日撮影)
北観音山の山建てに遭遇。
縄がらみにより組みあがった胴体部分に、長い木材を二本差し込んでいます。
この二本に斜交いに補強を入れていきます。
縄を掛ける職人さん、カッコイイ!
作業の間に真木の松を見学。
この松、二本仕入れたものを、北観音山と南観音山の間でくじ引きで選ぶそうです。
この松の中には、オナガドリが取り付けられるんですよ。
昨年新調されましたのでとても綺麗。
実は、2年前まで、オナガドリは南観音山についていました。江戸時代の絵図が間違っていたと判明。
昨年から新調されたオナガドリを北観音山に、同じく新調された鳩を南観音山に乗せています。
さて、ここからどうするかというと・・・
太い綱を胴体に絡ませて南北に渡します。
南側から引っ張って胴体を倒し、北側から支えながら、ゆっくりと着地させます。
カラフルな北観音山のTシャツのみなさんが、真木の松を担ぎあげました。
胴体の真木取り付け部分に突入!
しっかりと固定されました。
そして、再び立ち上げます。
今度は北側から引っ張りあげ、南側はブレーキ役となります。
見事青空に高々と松がそびえました。
観客からも拍手が巻き起こりました(^-^)。
さて、こんな可愛らしいモニュメントを見ながら南下。
同じように、南観音山でも真木を差し込む作業にかかりました。
まずは胴体を倒します。
力が入りますね!
ゆっくりと、ゆっくりと。
設置部分には縄の束が置かれて緩衝材にされていました。
去年も思いましたが、この背中の「後祭復活」の文字、カッコイイですよね~!
さて、こちらも真木が差し込まれ、テイクオフ!
・・・のはずが、ちょっとハプニングが。
支点となっていた軸と胴体をつないでいた縄が緩み、歪んでしまった南観音山。
この後、復旧までに時間を要したため、撮影はここで終了しました。
しかし!
翌朝出かけてみると、もうすっかり車輪も入って屋根や懸装品がついた南観音山が。
青空をバックに、とても美しい姿を見せてくれています。
いやぁ、無事立ち上がって良かったですね。
メデタシメデタシ!
色鮮やかな懸装品も取り付け完了。
ちょっとホッとしましたよ。
車輪に刻まれた文字も誇らしげですね。
お次は北観音山。
こちらはこれから車輪が取り付くところでした。
背丈ほどもある車輪を10人以上の大人が運びます。
取り付け位置にスタンバイ。
長い木材をつかって、テコの原理で胴体を持ち上げ、車輪をはめ込みます。
四輪ともこのような形で取り付けられました。
さぁ、出来上がり!
これまた青空をバックにして、堂々たる威容を誇ります。
破風下の木彫雲鶴は片岡友輔の作。
いきいきと飛び立つ様子が見事ですね。
バッチリ出来上がった北観音山。
奇跡的に無人のような写真です。
狭い新町通に建つ姿がいいですね。
梅雨もあけて、すっかり眩しい夏空に変わった京都。
コンコンチキチンの祇園囃子も、いよいよ聞き納めが近づいていますよ~(^-^)。
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