お正月の雪景色、まだとってありました(^-^)
泉涌寺塔頭、雲龍院。
こちらもお花を愛しておられる、大好きなお寺です。
(※1月3日撮影)
東福寺から歩いて向かった泉涌寺。
降り積もった雪は参道を真っ白に染めていました。
向かったのは塔頭の雲龍院。
お寺に入る石段は一本だけ足あとが残ります。
雪かきを控えめにしていただいたのが嬉しい(^-^)
見事な雪景色が境内を彩っていました。
大黒天の幟の赤さがとても印象的。
睨み龍がお出迎えしてくれました。
新しい坪庭は、屋根の加減から砂庭に一本の雪ラインができていました。
まず向かったのは色紙の窓があるお部屋。
開け放たれた扉の向こうは、想像以上の雪景色。
本当にすごい降雪量だったのですね。
やっぱり閉めさせていただいた引き戸。
色紙の窓に映るのは、雪・雪・雪。
定位置に移動すると、わたぼうしを被った灯籠が姿を表してくれましたよ(^-^)
さぁ、次のお部屋へ移動しましょう。
こちらのお庭もふかふかのお布団みたいな雪に覆われていますね。
やって来ました、この見事なパノラマが楽しめるお部屋。
雪見窓が、本当の雪見窓になった瞬間ですね。
本当に素晴らしい雪景色。
雲龍院に来て良かった、と思えた光景です。
窓を開けてみると、屋根から落ちた雪の上に、更に雪が積もって・・・
すごい積雪量になっていました。
さぁ、次の間へ。
お正月らしく、紅白の水引をかたどったお華の展示が。
この通せんぼがわりに飾られるお華たちも私が雲龍院さんが大好きな理由のひとつです。
いやはや、すっごい雪です。
青空のもと、一面の雪に包まれたお庭。すべてを白く塗り尽くしていますね。
悟りの窓の向こうの梅の木も雪の華が咲いています。
迷いの窓の向こうも雪景色。
雪に彩られた景色をこの窓越しに見たのは初めて。
本当に嬉しい光景でした。
緋毛氈と板の間のコントラストが面白かったこの構図。
雪景色の屏風のようです。
静かな額縁風景。
先ほどの板の間と緋毛氈の境目は、2つの部屋の間なのでした。
お隣の「月窓の間」では、お月様の向こうに雪景色。
香炉も綺麗な逸品でした。
こちらのお部屋でお茶を頂きました。
このお茶菓子、最高でした。美味しかった~。
とおせんぼの蝋梅を用いたお華を見て、次へ。
泉涌寺らしい、菊のご紋をあしらった砂庭のあるお庭。
石灯籠の回りには、綺麗に菊の模様が浮き上がっていましたよ。
最後に本堂から雪原となった前庭を眺めて、泉涌寺を後にしました。
帰り道も見事な雪景色。
さぁ、秋の紅葉→雪景色のパターンに続き、今度は雪景色から春景色に変えていきますよ~(^-^)