中小路家・七段飾り・五段飾り(西国街道ひな人形巡り)
2015年 03月 03日

今年もひな人形を見てきました。
ちょっと時間がなく、中小路家だけですが、二回に分けて掲載します。

西国街道は古い町並みの雰囲気が残っていますね。

カフェをされています。ひな祭り期間はお雛様をたくさん見せてもらえます。






この日は時期が少し早かったからか、ほとんど一人で楽しませてもらいました(^-^)

こちらは明治時代後期の逸品。



怒り上戸、笑い上戸、泣き上戸が表情豊かに座っています。


奥様のお話によると、お雛様が作られた時代のはやりのお顔があるのだそうです。

衣装の様子、表情など、一人ひとりがいきいきとしていますね。

雛道具、です。今で言う「リカちゃんキッチン」でしょうか(笑)
システムキッチンならぬ、井戸、流し、米びつのセット。神棚まであります。
手桶やしゃもじ、すり鉢や土鍋などの芸も細かい!

渋い雰囲気に一枚モノクロで。





福禄寿さん、弁財天さん、恵比須さん、大黒天さん、布袋さんらしき雰囲気はありますね。赤い髪は寿老人?
とするとお隣は毘沙門天?ちょっと違うかなぁ。
高砂人形もあって、おめでたい雰囲気が満載です。

鼓の音色が聞こえてきそうなお人形です。


豪華平安絵巻の世界が再現されていますね。

後編は「御殿飾り」を中心にお届けします。









調べ 向日市の西国街道、 中小路家は、幕末には聖護院門跡領の庄屋を務めて居られたそうです。 江戸時代から、明治、大正、昭和のひな人形が所狭しと並べられていた。 大正時代の久寿玉飾りは当時のもの、 流しびなも展示されていた。 ♪お内裏様と ♪おひな様 ♪二人ならんですまし顔 ♪お嫁にいらしたねえさまに よく似た官女の白い顔♪ そんな琴の調べが 流れてきました。 ※中小路家住宅の雛人形展は、...... more