襟替え（祇園甲部・紗月さん）

　　 佳き日。
心配されていた天候も、紗月さんの晴れの門出を祝うように光が差しました。
襟替えのあいさつ回りの様子をお届けします。

（※2月23日撮影）






つる居の玄関先に紗月さんが姿を見せてくれました。
なんて晴れやかな笑顔。こちらも笑みがこぼれました。


門前にいた一同で「おめでとうございます～！」
紗月さんは「おおきに～」と頭を下げてくださいました。
新調された芸妓さんの鬘、素敵です。

どんな雰囲気になるのかな、と思っていましたが、何とお似合いなことでしょう(^-^)


そして、グッと大人っぽく、艶っぽくなられました。
でも、この紗月さんの笑顔はそのまま。いやぁ、嬉しい日です。


さぁ、あいさつ回りが始まります。
裏手から細道を抜けて花見小路へ。


まずは一力さん。
暖簾を分けて出てくるシーン、なんてフォトジェニックな(^-^)
一力のワンちゃんも「ワンダフル」と言ったとか、言わないとか（笑）


通い慣れた一力さんも、芸妓姿で初の出入り。
これからも一力さんには何度も呼ばれるのでしょうね。


黒紋付は、舞妓さんのときにはあった「肩上げ」の縫い目がありません。
やっぱりシュっとしてカッコよくなるのが芸妓さんの着物ですね。


格子戸を開けて出てこられる姿でパッと目を引くのは裾の波模様。
鮮やか、そして優美です。


八坂女紅場学園の裏門です。
キリッとした表情も、すでに芸妓さんのそれになっていますね。





きねやさんでは笑顔で出てこられました。





大恒さんにて。


こちらでは都をどりのポスターと競演(^-^)。


颯爽と歩く姿も粋ですね。


やなぎさんの難度の高い石段も、おこぼで降りるよりは楽ちん（のはず）です(^-^)。


目線ありがとうございます(^-^)


芸妓さんの鬘を被っての横顔、綺麗だなぁと思ったカット。
本当によくお似合いです。


また目線をいただけました。
ファインダー越しにドキッとしてしまいます(^-^)


舞妓さんの髪結をずっとしてもらったキヌ美粧院にもご挨拶。
中ではお祝いの声。笑顔も弾けていました。


吉うたさん前にて。


犬矢来の間から、というこのアングルはとても京都らしい雰囲気。
芸妓姿の紗月さんがいてくれるとさらにプレミアムですね(^-^)


福嶋さん前にて。
立ち姿もとても美しい。


こちらは植物たちが玄関先をとても綺麗に彩っていました。


晴れやかな表情が印象的。
溌溂とされていますね。


また横顔にドキッ。
舞妓さん姿はとてもかわいらしかった紗月さん。
ほんの数週間でこんなに雰囲気が大人になるなんて。グッときちゃいますね。


信号待ちではこんなに愛嬌のある笑顔でポーズ。
これぞ紗月さんです(^-^)。
この後、「じゃぁ、次はお兄さん、どうぞ～」と男衆さんにカメラマン前を勧めるユーモアも（笑）。


絵になる富美代さん前。
後ろ姿も綺麗です。


出てこられた姿は何とも神々しかったです(^-^)


少しポーズしてくれました。
・・・ああ、芸妓さんになったんですね。改めてここでそう感じました。


祇園白川の橋を通ります。
芸妓さんの鬘のフォルムがよくわかります。


お店の宣伝みたいなカットになりましたが、男衆さんも笑顔で絵になりました(^-^)


かとうさん前。
ランダム敷石はやっぱりちょっと注意しながら・・・（笑）


舞妓さんの時と、少しだけお化粧も違うんですね。
キリリとした目元、格好いいです。都をどりが楽しみ。


祇園新橋。
何とも凛々しい紗月さんです。


さぁ、あいさつ回りもそろそろ終わり。
最後は辰巳大明神にて。


紗月さん、襟替え本当におめでとうございます。
とてもよい笑顔に、紗月さんの輝かしい未来を感じた一日でした。
芸妓さんとしてのますますのご活躍をお祈りしています。

都をどりは、紗月さんが「三河八橋燕子花」に出演される日、見に行きます(^-^)