笑顔あふれる佳き日。
祇園甲部に新しい舞妓さんが誕生しました。
にんべん、豆純さんのお見世出しの光景をお届けします。
ちょっと遅れたかと思いましたが、井上先生のお宅前で何とか間に合いました。
ちょうどお見世出し挨拶まわりの一軒目。玄関先でポーズをとってくれました。
あいにくの雨模様。
でも、朱傘でのあいさつ回りもいい雰囲気。
黒紋付でのあいさつ回り、やはりキリリと引き締まりますね。
割れしのぶに結った髪には、この日から3日間だけの銀色の見送りがつきます。
襟足は三本足。黒紋付の正装時のみ、この襟足です。
四条通をゆく。
この交差点をゆく舞妓さんはカッコよく見えますね。
なかなかしっかりした顔立ちをされています。
向かった先は一力さん。
祇園のお茶屋さんの中でも、老舗中の老舗です。
一力さんから出てくると、深々と笑顔で一礼。
先ほど立ち寄ってお店がお休みだった「進々堂」のご主人が追いかけて来てくれていたのでした(^-^)
一力の暖簾前で記念撮影。
舞妓さんになれた嬉しさが表情にも溢れます。
廣島家さんにて。
おや、雨はやみましたかね?
なかなかおこぼ使い(こういう言い回しするのかな?)が上手。
歩くのも慣れたものです。
また降ってきましたね。
相合傘で祇園町を歩く男衆さんと豆純さんのお二人。
濡れた石畳の風情も素晴らしい。
絵になるお二人です。
大恒さんへ。
今日はよく歩きます。
京屋さんでは・・・
出てくると、上を見て深々とお辞儀。
二階の窓からお母さんが声をかけたのでした(^-^)
思わぬハプニングにいい笑顔をいただきました。
べっ甲の簪に、両側にあしらわれたビラカン。
お見世出しの髪飾りはしっとりと、でも豪華です。
やなぎさんの石段は難関。
ちょっと段差が高めなんです。そぉっと(笑)
枡梅さんでは、山茶花をバックに。
天気雨の様相になってきました。
光差す方へ・・・豆純さんの輝かしい未来を暗示しているようです(^-^)。
松八重さんの玄関先は絵になりますね。
あ、雨、やんだかな?
小田本さんから出てきたら・・・
あかんあかん~。まだ雨ですね(笑)
こんな天気雨の中を挨拶回りしたことも、きっといい思い出になりますね。
カフェ牛若丸さんにて。
そろそろお腹が減ったかな(笑)。
シュークリーム、おいしそう~、ときっと思ったことでしょう(^-^)。
多け田さんでは紅葉が彩りを添えてくれました。
いい目線をありがとう~。
意志の宿ったよい眼差しをされています。
そういえば、12月1日と言うと、
まめ藤さんのお見世出しと同じ日ですね。
この日のお見世出しは出世するかも~(^-^)。
吉うたさんにて。
さぁ、にんべんのお店に帰る方向へ。
信号待ちで再びポーズしてくれました。
みの竹さんを出てきて・・・
ニッコリ。ええ子ですね~。
富美代さんの暖簾をくぐるときは、凛々しい表情で。
うん、バッチリキマってますよ。
雨もすっかりやんだようです。
みの家さんにて。
まだ四条通北側の挨拶回り、たくさんあるんですよ。
ここは素敵な通路ですね。
さりげなく男衆さんが、歩きやすい平らな道へとエスコート。
キリリ。なかなかのべっぴんさんです。
こちらも狭い通路にて。
さぁ、終盤。
紅葉をバックに歩くお見世出し。いい雰囲気です。
笑顔も終始絶えませんね。
さぁ、おうちへ帰りましょう。
にんべんさん前にて。
おつかれさま~とお声がけすると、笑顔が帰ってきました。
今日は宴会もかかっておられるはず。たくさん歩いて疲れたと思いますが、がんばって。
かわいらしい豆純さん、今後のご活躍を期待したいと思います(^-^)。
サービスで玄関を大きく開け放ってくださいました。
お日柄がいっぱい。お見世出しのおめでたい雰囲気に包まれたにんべんさんの玄関先でした。
真新しい木札に「豆純」の文字が入りました。
幸せいっぱいのお見世出し、何度見てもいいものです。
豆純さんの前途に幸あれ(^-^)。