かにかくに祭(祗園甲部・紗矢佳さん、紗月さん、豆六さん、茉利佳さん)
2014年 11月 14日

祇園白川のかにかくに碑の前で、吉井勇を偲び、かにかくに祭が開催されました。

桜紅葉が美しい巽橋を渡り・・・

この歌碑のある場所は、かつてこの歌の主、吉井勇らが集った「大友」というお店があった場所。
1955年、吉井の古希を祝って、吉井勇、谷崎潤一郎たちによって建立されました。
「かにかくに 祇園はこひし寝るときも 枕のしたを水のながるる」
とにもかくにも、寝る時まで枕のしたを(白川の)水が流れているように聞こえるほど祇園が恋しいよ
きっと、「大友」さんには白川の上にかかるようなお座敷があったのでしょうね。

左はおおきに財団の理事長でもある、大倉敬一氏。月桂冠の元社長・会長でもあります。


豆六さんとにこやかに談笑中。

簪はシックに銀杏です。
4年連続4回目のかにかくに祭。これで舞妓姿での出席は見納めですね。

そう、茉利佳さんのこの着物。紗月さんが初めてかにかくに祭に出た時と同じ着物なんです。
デジャヴというか、懐かしいというか・・・。
茉利佳さん、その着物は出世しますよ~(^-^)。



桜紅葉をバックに、やっぱり美しいですね。


春の高島屋での都をどりPRの際は、ニッコリポーズをいただきました(^-^)

吉井勇といえば、最近NHK朝ドラ「マッサン」でも歌われたゴンドラの唄。
「いのち短し 恋せよ乙女~」の作詞者なんですよ。

白菊を一本選んで・・・

いやぁ、4年前の紗月さんを見るようです。
こうやって、大事に着物が受け継がれていっているのですね。






4年前と同じように、ビビっと来ちゃいます(笑)

ふと緊張がゆるむ瞬間、いい表情が出ますね(^-^)

紗月さんに出会って、あの笑顔から舞妓さんの撮影が始まったんです。
それを思うと、何とも感慨深い、かにかくに祭です。

あなたが遊んだこの場所で、素敵な出会いをさせてもらったことに感謝です。



おつかれさまでした。
日頃は観光客で賑わう祇園白川南通り。
かつてはこの通りに立ち並んだお茶屋さん、
そして、祇園歌人とも呼ばれた吉井勇に思いを馳せる一日となりました。







