城南宮・秋の花

　　 城南宮も秋の花がたくさん咲くお庭なんですよ～。

（※11月6日撮影）





真っ青に晴れあがった秋空。
城南宮を訪れたときは、まさに人一人いない朝。


11月は七五三に賑わう境内ですが、朝はこんなに静かです。


見事な菊。
不思議とあまり写真に撮る人はいませんね。
花としては見事なんですが、自然というよりは、いけばなっぽいからですかね。


さて、お庭にはもちろん一番乗り。
開門前でしたが、気を遣ってくださって開けてくれました。
珍しい「梅紅葉」をどうぞ（笑）
春先のしだれ梅の光景は、秋はこんなかんじです。


遊歩道沿いは、菊が咲き乱れますが、この日は一部のみ満開。


フジバカマも健在でした。


お、こちらはシオン。
彼岸花の季節に見ることが多いのですが、ここは他よりちょっと遅れて咲くのですね。


そして、秋の曲水の宴では、平安絵巻の世界に色を添えるツワブキ。


まさに今が盛りでした。


甘い香りが漂うこの花。
城南宮の11月初旬といえば、ツワブキが主役です。


朝早すぎて、リンドウは熟睡中（笑）
お昼すぎに訪れれば、きっとみんな花開いてくれていたでしょうね。


さて、紅葉は遅い城南宮ですが、ススキと紅葉で気配は感じさせてくれますね。


映り込む紅葉。
これはモミジじゃないですね。桜かなぁ？


点在するツワブキ。
苔の上に散った桜紅葉に、一抹の寂しさも感じますね。


室町の庭でも桜紅葉。
私のほうが赤いよ、と言わんばかりの真っ赤な鯉がアクセント。


枝ぶりがすごい松の下には手水鉢。
紅葉が散りかかったりしたら、いい感じだと思うのですがね(^-^)。


しだれ桜もオレンジ色に葉を染めています。
春の桜の時期を楽しみに待ちたいですね。


たわわに実るのは「橘の実」。
どこかで見たことがある、と思った方、それはきっと、雛人形の飾りです(^-^)。


見事すぎる青空のもと、静かなお庭散歩を楽しんだ、城南宮でした。