長刀鉾・豪雨(祇園祭)
2013年 07月 15日

この鉾に乗りたくて、雨が降りそうな町をいそいで歩きました。

あの橋をわたって鉾に乗れるのは男性のみなんですよね。
なので、夫婦やカップルで来た方たちは、鉾とこちらに分かれて写真を撮り合う、
という光景がよく見られます(^-^)。

お、提灯に明かりが灯りました。

金箔バックに鶴の絵が。

前後とも勇ましい武者が槍や長刀で守りを固めていますね。

文政十二巳丑年六月 景文とあります。

たしかに色鮮やかなカワセミの青が目立ちますね。カラフルな鳥たちと金箔で彩られた屋根裏。
松村景文の筆によるもの。なので銘に「景文」とあるのですね。

ガガーン!と雷が鳴って、すごい雨が降り始めました(^_^;)。
こんな大雨の中、鉾に乗っていられたのも珍しい経験でした。

二十八の星座が模られています。


この提灯がなければ、雨が吹き込んできそうです。
いい雨よけになってくれていました(^-^)。

これ、床板なんですが、数字が打ってあります。
この四番・・・

なるほど、ここから乗り降りするわけですね。


雨もやんだかな。
このカットが、お稚児さんたちが見る光景ですね。
バスの屋根が下に。かなりの高さであることがわかっていただけるかと思います。


重くて鉾が安定しないくらいだったそうで、その後、竹製に変えられたのだとか。
現在の鉾頭は、2011年に修理され、プラチナ箔で光り輝くものになっています。

祇園祭のこれまでの行事も、なかなかいい表情でこなしておられます。
17日の巡行本番も、ぜひ頑張ってくださいね~!







