沙羅の花と初夏の花々（法金剛院）

　　 法金剛院では、沙羅の花が落ち見頃でした。

（※6月8日、6月24日撮影）






関西花の寺　第十三番。
いろいろな花が咲き乱れるお寺です。


紫陽花も見頃を迎えています。


先にいった6月初旬は、花菖蒲の季節。


池の周りにはたくさんの花菖蒲が咲きます。


まだサツキも咲いていました。


ガクアジサイが美しいブルー。雨が少なくて、ちょっと寂しそうでしたがね。


三色の花菖蒲。
蓮の葉も育っていますね。
でも、今年は本堂の修理が終わらないから・・・蓮の撮影はどうしようかな。


本当は花菖蒲も社殿バックに撮りたいところですがね。


とはいえ、いろいろな花が咲く、法金剛院。


やはり花の寺、ですね。


花もとりどり、色もとりどりです。


さて、一昨日再訪。
目当てはこちら。


沙羅の花です。
一日咲いて、すぐ落ちる。それが「盛者必衰の理をあらわす」わけです。


木の幹を見てください。
根本から2つに分かれています。
だから「沙羅双樹」ともいうのですね。


夏椿、とも言われます。
爽やかな白い花が、緑の葉の間に揺れて、美しい。




目の前で、ポロリと花が一輪落ちました。

首が落ちるようだ、と、武士は椿系の花を嫌ったそうですが、この花の潔さと、コケの上に落ちてなお美しいその姿は、この季節の風物詩として愛されますね。

美しい花々を見ることができた、法金剛院でした。