先日はシャクナゲ咲く隨心院を訪れましたが、キリシマツツジ満開も見たくて再訪しました。
(※4月30日撮影)
シャクナゲとキリシマツツジの競演(隨心院) はこちら
まずは塔頭にて満開のツツジを新緑とともに。
そしてやって来ました、隨心院。
シャクナゲは見頃終盤でしたが、先日3分咲きだったキリシマツツジが満開を迎えていました。
こうやって咲くと、やはりここのお庭の主役が、キリシマツツジであることがわかりますね。
遅咲きの色の濃いシャクナゲは見頃になっていました。
小さい株のキリシマツツジも可愛らしいですね。
書院の方のお庭にも、キリシマツツジとツツジが。
回廊の向こうにも赤い色発見。
ここも大きなキリシマツツジの株があったのですね。
花の時期以外は意識したことがありませんでした。
迫る真っ赤なキリシマツツジの壁の前で、シャクナゲがそっと咲く。
これぞ、隨心院の中庭の真骨頂なのかも。
キリシマツツジの大きな株が2つあるのですが、いずれも見頃で最高の眺め。
これだけ咲いてくれるとは。
やっぱりもう一度来た甲斐がありました。
本堂の庭園でも、先日はまだ咲いていなかったシャクナゲとキリシマツツジが開花。
苔むした前庭の向こう、額縁になって見える赤がキリシマツツジです。
そう、このキリシマツツジは、能の間から額縁風景で眺められるのも魅力です。
決して広いとはいえない中庭にギュッと詰まるように咲くキリシマツツジは、能の間から見てもすごく近く見えます。
この季節限定の光景ですね。
先日咲いていた南側は、すでに散り始めた花も。
北側が見頃を迎えたこの時期が、一番の満開状態だったかもしれませんね。
赤い。
雨上がりでもあり、ほどよく曇ってくれていたおかげで、しっとりと美しい花を愛でることができました。
素晴らしい咲きっぷり。
来年もこの光景が見られますように。
キリシマツツジ満開の隨心院でした。