永眠の日(若王子山頂・同志社墓地)
2013年 01月 23日

今年は大河ドラマの影響もあり、このお墓を訪れる方が増えています。

この神社のところから、お墓に上がっていきます。
暖かい火に、しばし癒されてから、いざ山頂へ。


健脚なら15分~20分、ゆっくり登っても30分で山頂へ。

今、このお墓が注目されるのは、もちろんこの方のお墓があるから。
大河ドラマ「八重の桜」主人公の新島八重(山本八重)です。

同志社創立の結社人でもあり、「同志社」の名付け親とも言われています。



このお墓、東京の青山霊園で無縁仏化し、撤去されかかっていたものを、2001年に同志社が引き取ってこの地へ移設したという経緯があります。

この方、同志社創立時の門番・用務員さんなのです。
学生も「五平、五平」と呼ぶ中、新島襄だけが「五平さん」と、さん付けで呼んでくれた、という談話を残した人で、新島襄を敬愛し、死んだら新島襄のそばで眠りたい、とおっしゃっていたとのこと。
その五平さん、同志社墓地でもちゃんと門番さんを勤め、新島襄のお墓と向かい合うようにして立っています。
もし、この墓地を訪れたら、ぜひこの物語を思い出してみてくださいね。







