浄瑠璃寺・秋景（木津川市）

　　 京都府南部の古刹。
浄瑠璃寺の秋をお届けします。

（※11月18日撮影）



参道。
日曜日でしたが、夕方でしたので人もまばら。


ブナの木が黄色くなっています。
ブナの黄葉も綺麗ですよね～。


さて、浄瑠璃寺内へ。
こちらは自由に参拝が可能。
紅葉のむこうに池、そして本堂が見える浄土式庭園。映り込みも良い感じです。


本堂横には黄色のモミジ。


今回気に入ったカット。
お堂の扉越しに、紅葉。


この結構大きな池。恵
信というお坊さんが掘ったのだそうです。

この石灯篭も南北朝時代の年代物なんです。


そして、メインはやはりこの三重塔。
紅葉に包まれるように立っています。

まだ色づき始めの部分もありましたが、手前（塔の足元）の鮮やかな紅葉が散ってしまっていましたので、見頃と言って良いのでしょう。


池の横には鮮やかな黄色。
今年はこの色のモミジによく当たりました。綺麗ですね。


本堂裏の真っ赤なもみじ。


オレンジをバックにすると、黄色が映えます。


池にしだれかかる紅葉。


本堂と池によく似合います。


アングルを変えて三重塔を。
常緑の松の緑も良いアクセントになってくれています。


鐘楼前は黄色いもみじでした。


塔の前の階段を上がってみました。
塔の朱色に負けない色がそこにありました。





階段上から見下ろして。
この石灯篭も、本堂前のものとペアで南北朝時代のものです。


枝ぶりと色のいい紅葉。
本堂の威容が際立ちますね。


池に映る紅葉を狙ってみました。
深い緑のなか、滲むように映り込んでいます。





最後に引きで三重塔を。
塔を斜めに横切る紅葉のラインがグラデーションしているのがわかります。
このお寺のクライマックスですね。
ホントは、手前の黄色が散る前に来たかったんですがね～。


やっぱり絵になる塔。



夕日が柔らかく差し込んでくれたおかげで、紅葉の色も綺麗に出てくれました。

今年もいい色の紅葉で素敵だった浄瑠璃寺。
奈良にほど近い場所ですが、結構好きなお寺です。