東福寺の喧騒から少し離れるだけで、こんなに静かな空間が楽しめます。
(※6月2日撮影)
入口では二色のサツキがお出迎え。
こちらの手水鉢には、いつもお花の気遣いがあって大好きです。
さて、お庭を楽しみましょう。
南庭のこの石組みは、亀を表しています。もう一つの石組みと合わせて「鶴亀の庭」と呼ばれています。
誰もいない空間を独り占め。
障子の持ち手に挟み込まれた植物にも注目。
サツキがあちこちでそっと顔を出してくれます。
一時荒廃していたこのお寺の庭を、重森三玲が一石も足すことなく、往時の庭を復元したのは昭和14年。
東庭。
丸窓は茶室・図南亭。
図南亭の西。
苔が瑞々しい。
苔に埋もれた踏石に誘われますね。
サツキが彩りを添えてくれると、お庭がパッと明るくなりますね。
ドーナツ型の植え込み。
可愛らしいですね。
枯山水には、あまり彩りを添えるような花を植えないことが多いのですが、重森三玲はサツキがお好きだったのでしょうね。