山鉾巡行・その3(太子山~綾傘鉾)
2011年 07月 22日

段々お日様も高くなってきました。暑さもピーク!

他の山は全部松ですが、この山だけ「杉」なんです。
聖徳太子が四天王寺を建立する際に、自ら山に分け入って良材である杉の巨木を見つけたという伝説に由来するそうです。
聖徳太子、たしかに斧を持ってますよね。


手に持っているのは釣竿なんですね。
前懸と胴懸は日本三景。これは天橋立ですね。

子供をさらわれた翁が、寂しそうに木賊を刈る姿だそうです。
鎌を持っている姿はちょっと怖かったなぁ(^_^;)
いっぱい立っている針金みたいなのは、木賊を表しているのですね。




名前が伝えられてこなかったのだそうです。
蛙股の向こうには鶏の彫刻も見えます。

青空に青い法被がマッチしていますね。

この一枚のタペストリーは、霰天神山、鶏鉾のほか、長浜曳山祭の「鳳凰山」の見送りにも別れて使われているというのですから、ミステリアスです。

琴の名人であった伯牙が、友人の訃報を聞いて、悲しみのため、琴の弦を斧で断ち切ったという故事を元に作られています。なるほど、手には斧を持っているわけです。




ふくよかな美人の天女が描かれています。







