雪が降るかも?という天気図を眺めながら、行き先を探った前夜。
選んだ場所は、湖東三山でした。
朝イチで訪れた金剛輪寺の庭園、狙った以上の美しい雪景色でした。
金剛輪寺へ。
秋にも来ましたが、様相は全く異なりますね~。
冬場は初めての訪問ですが、雪景色はこんな感じなんですね。
参道も真っ白。
お寺の方が総出で雪かきしてくださいました。
西谷堂へ向かう雪かきされた参道も、すぐにまた雪に覆われていく感じ。
コンコンと降り積もる雪の中、庭園を目指します。
前夜は積雪ナシだったそうで・・・
この朝の数時間で一気に積もったんですね。
雪吊りの先端部。
美しい縄の円、そしてそこに積もる雪がかわいらしいですね。
さて、雪の華が美しい枝を眺めつつ本坊の明寿院のほうへ。
本坊の塀沿いには、山茶花が。
雪でモノクロ世界の中、赤が引き立ちますね。
護摩堂前。ここはシャクナゲの木があるようですが、雪で覆われています。
護摩堂前の池は凍結寸前でした。
明寿院の縁側越しに庭園が見えてきました。
枝についた雪の華がとても繊細。
見事に美しい雪景色が広がっていました。
降りしきっていた雪もいつの間にか止んで、少し青空も出ました。
でも、青空がしっかり写りきらない・・・(汗)
こんな額縁でお庭を眺めてみました。
秋の光景とは全く違う美しさにウットリ。
茶室と護摩堂も程よい雪化粧です。
絶妙の積もり加減で素晴らしい~!
明寿院から正面のお庭を眺めると、こんな感じ。
水墨画の世界です。
許可をいただき、明寿院の扉を開けさせていただきました。
額縁雪景色がたのしめました。
雪景色の中でも明寿院の龍の襖絵が睨みを利かします(笑)
別のアングルからも縁側越しの庭園を。
いやはや、本当に美しい。
雪で真っ白に染め上げられたお庭。
踏みしめるのはもったいない気がして、長らく眺めていましたが・・・
そろそろ歩いてみましょうか(^^)
氷がはりつつある池。
氷への雪景色の映り込みはどこか幻想的ですね。
お庭の一番奥から、池越しに明寿院を眺めてみました。
静かな静かな雪景色。
キーンと冷えた空気の中、モノクロームな世界を堪能しました。
ヤツデの大きな葉にも雪が積もって、面白い雪のフォルムになっていました。
不断桜も咲いてたんですね。
雪桜が楽しめてラッキー。
小さなツララも見つけました。
さあ、そろそろ本堂の方へ向かってみましょうか。明寿院横の山茶花をもう一度眺めて・・・細い潜り戸から外へ出ました。
門を通り左手へ。
後編では本堂・三重塔方面の雪景色をお届けします。