平城京跡を撮るのは何年ぶりだろう。
すっかりススキが原となったこの地で朝日を眺めました。
そして、この史跡を横切る近鉄で鉄分補給も(^^)
(※10月28日撮影)
かぎろひ
柿本人麻呂の歌は冬が背景だけれど、「かぎろひ」がしっくりくるような
夜明けの始まりでした。
東の空が焼け始めた頃、近鉄が車内灯をつけながら走っていきました。
お日様が上がる場所はあそこかな、というくらい、色濃い部分が。
でも、このくらいの朝焼けで、この日は終わってしまいました。
オレンジ色が空に馴染み始めた頃、車体を朝日色に染めながら、再び近鉄が通っていきました。
太陽が上る寸前、雲がふわっと色を変えてくれました。
ススキたちもほんのり朝日に照らされはじめる頃、夜露が朝もやとなって立ち込めはじめます。
朝もやの中、「ひのとり」が駆け抜けていきました。
朝日のキラリンを撮ろうかと絞り込んだ直後だったので、
被写体ブレしちゃったのはご愛嬌ってことで💦