花の寺、石山寺。
梅の咲く終盤頃、美しく咲きそろうキズイセンや寒桜が楽しめるので、いつも楽しみにしています。
キズイセンの咲く頃を見計らって訪れました。
(※3月12日撮影)
真っ青な空の朝。石山寺を訪れました。
門前の大寒桜が満開!
これは期待できそうです。
この時期、人出はそれほど多くなく、平日だったこともあり8時過ぎでも一番のりでした。
今回は拝観順路とは逆周りで。
梅は終わりかけですし、先に光堂のほうから回ります。
庭園を左手に坂を登っていくと、ここにも大寒桜が。
光堂の下までやってきました。
いい感じで満開です。
緋寒桜も満開。
朝日で赤みを増します。コントラスト強すぎて撮りにくい💦
光堂の裏手から。
おお、ここの大寒桜もバッチリ満開でした。
夢の桜、と名付けられた石山寺のたくさんの寒桜たち。
1985年の日航機事故で亡くなられた方たちへの追悼でご遺族により植樹されました。
亡くなった娘さんが、桜が満開の山へ歩いていく夢を見たご遺族と、
そのご親戚だった石山寺ご住職の尽力で犠牲者と同じ520本の桜の植樹が実現。
事故から35年、大きく成長した桜が、こうして早い春を彩ってくれます。
青空に鮮やかなピンク。
満開の桜に、お亡くなりになった方々のご冥福をお祈りしました。
光堂と大寒桜を振り返って。
さて、光堂から見える斜面に一面に咲くのがこのキズイセン。
咲き残った梅とともに、春を謳歌しているような花たち。
梅園の方では、まだ白梅が満開で残っていてくれました。
多宝塔の脇にも寒桜が満開。
本格的な桜シーズンを前に、たくさんの春の花と桜が楽しめた石山寺。
最後は門前の大寒桜を琵琶湖とともに眺めました。