秋めく相楽園(神戸・元町)
2019年 11月 16日
秋晴れの青空のもと、相楽園のお庭を楽しみました。
菊花展も開催されていて、花盛りでしたよ。
(※11月8日撮影)
立派な門。お寺かと思う雰囲気ですが、小寺泰次郎の私邸として建設されたもの。
大名屋敷並の立派さです。
京都ではあまり見ない形に興味津々。
見事ですねぇ~。
右は洋館、左は日本庭園。
なんとバリエーション豊かな(^^)
菊が彩る数寄屋門を抜けてお庭へ。
まだ色変わり中ですが、秋色が楽しめて満足。
松との色の取り合わせもいいですね。
屋形船、じゃないのです。船屋形が正解。
なんと、大名が参勤交代や遊覧に使用した御座船の屋形部分を建物として利用しています。
川御座船としては唯一現存するもので、重要文化財なんですよ。
小石川後楽園は大名屋敷跡ですから、それに匹敵しますね。
うーむ、個人宅だったとは思えないお庭。
というか、相楽園と名付けられる前は、蘇鉄園と呼ばれていたという、まさに代名詞。
樹齢250年と言われます。そしてこのソテツの足元にもツワブキが。
顔出し用の穴も空いてます。
が、それが影響して大阪ガスのマークにも見えます(笑)
思いつきで行った割には、いい時期に行けたようです。
※大楠、樹齢500年だそうですが、青蓮院門跡の大楠同様、かなり傷んでいて
枝が切られていました。かわいそうなので撮影せず、でした。
相楽園にある重要文化財の洋館、ハッサム旧邸が公開されていましたので、後日別記事としてお届けします。