祇園祭2019 前祭山鉾巡行(四条通~河原町通)
2019年 08月 09日
その続編となります。四条通でしばらく撮影したあと、河原町通へ移動しての撮影でした。
なんと、くじ引きで2年連続の山壱番を引き当てたということで話題になりました。
鎌をあげたり、首をかしげたり・・・コミカルな動きに沿道も盛り上がります。
バッと羽をひらく動作に、沿道の観客も拍手!
これ、御所車の中に乗っている人が動かしているんですよ~。
暑い中、おつかれさまです。
手に鎌を持った老人が芦を刈る様子。
大和物語の一節を題材にした、謡曲「芦刈」を元にしています。
しかし妻は、夫が気掛かりとなり探したところ、逆にすっかり落ちぶれて芦を刈って売っていた、という話。
夫婦和合の物語、といいますが、なんというか、切ない話ですねぇ。
祭りの後継者、ですね。がんばれー!
信濃の国で子をさらわれた翁が、独り生き別れの子を思いながら木賊を刈り、舞を舞う。
これまた切ない物語。芦刈山は夫婦の再会、木賊山は親子の再会の物語です。
ここまで見て、蟷螂山、芦刈山、木賊山、と「鎌」を持つ山が3連続したのは奇遇ですね。
「くじ取らずの鉾」の1つで、かならずこの順番です。
嘉多丸君(かたまるぎみ)です。
嘉多丸君のモデルとなった一条実良の子孫が東京在住であることがわかり、嘉多丸君と対面。
今年の巡行にも参加されたというニュースがありましたね。
帯や紐のカラフルさも素敵ですね。
弘法大師が書いた書を織物で再現したもので、他の鉾にはないテイストの見送りです。
再び長刀鉾を待ち受けます。
太平の舞がみたいなぁ。
皆さん、にこやかな表情で鉾が進みます。
むむ~、アングルが横から過ぎたのと、いろいろ手前に障害物が入り、このシーンがやっとでした??
次回は御池通~新町通の巡行をお届けします。