半夏生の頃(建仁寺塔頭・両足院)
2019年 07月 02日
夏至から数えて11日目にあたる日で、雑節の1つです。
やっぱりこの半夏生の日には、両足院のお庭をお届けしたくなりますね。
(きっと同じ考えの人がいるはず(^^))
(※6月20日撮影)
お気に入りの坪庭を通り、本堂へ。
亀石のある池です。右側から突き出しているのが亀の頭で、この右側の築山(写っていませんが)が甲羅。
ここも美しく半夏生がカーブを描くんですよね。
今年はちょっと控えめの生育ぶり。
半夏生、まずまず、いい具合に色づいてくれています。
花が地味なので、虫寄せのために白い花に擬態しているのだそうです。
雲が広がった瞬間を撮りましたが、このお庭、雨や曇りの方がよく似合います(笑)
今年は6/20の時点で、もう花はほぼ咲き切っていました。
奥の左側はもう戻りかかっていたそうで。
今年の白さのピークは昨日か今日ね、とお寺の案内の方がおっしゃってました。
爽やかな白と緑のお庭。やっぱり夏のお庭としては毎年楽しみな場所です。
今回はお茶席は遠慮いたしました。しかし、お茶席が別料金で1000円とは・・・
かつての倍ですね。上用饅頭の「半夏生」、美味しくて楽しみなんですが(汗)
房のような部分が花なんですよ~。確かに地味ですね(笑)
例年、夏至の頃を目指して出かける両足院。
今年も美しい夏の庭を楽しませていただきました。