今年は見頃に訪れることができた大心院。
奥の一本は老木のため枝折れして寂しくなりましたが、中庭での存在感は健在でした。
(※4月27日撮影)
爽やかな青空の午後、大心院を訪れました。
目的は中庭に咲くキリシマツツジ。
枝ぶり見事なこのキリシマツツジ。
植えられたのは1634年だと伝わります。
つまり、385年前。385歳のキリシマツツジなんです。
古ガラスのガラス戸にてミラージュ撮影。
手前の一本は、以前の勇姿はなくなり、幹一本のようになりましたが、奥の木と寄り添うように咲いていました。
奥の庭にもキリシマツツジが何本も咲いています。
おや、ピンクのキリシマツツジも咲いていますよ。
右はドウダンツツジ。
苔にドウダンツツジが散っていますね。
さて、再び中庭のキリシマツツジ。
老木ながら、これだけ花をつけてくれた姿を見られて嬉しいです。
お部屋の障子窓の額縁から。
こうやって眺めると、燃え上がるかのような樹形はまだまだ健在。
まだまだ頑張って咲き続けてほしいものです。
映り込むキリシマツツジも美しい。
阿吽庭(あうんのにわ)と呼ばれる枯山水庭園では、満開の馬酔木が見られました。
もう一つの石切の庭の奥にもキリシマツツジが花を咲かせています。
再び戻ってきました。
ドウダンツツジとキリシマツツジの色の対比を楽しめるアングル。
目指せ樹齢400年。
今後も美しい花を見せていただけるよう祈っています。