千本釈迦堂の節分は「おかめ福節分会」として有名です。
そして、こちらでも北野天満宮と同様に、上七軒の舞妓さんの舞踊と、茂山千五郎家による狂言が楽しめるんですよ(^^)
(※2月3日撮影)
節分会が始まります。
舞を披露する上七軒の市ぎくさん、市梅さんがご到着。
折から降り始めた小雨の影響で、例年なら狂言の後にある舞踊が先になりました。
私のポジションでは市梅さんは柱の陰に・・・??
市ぎくさんはまだデビューして間もない舞妓さん。
でも、舞はしっかり。
スラリとしているので、とても絵になります。
まるで日本人形のよう。
何とか本堂横へ回り込んで、市梅さんの姿を見ることができました。
市梅さんもまだ新人さん。
今年の千本釈迦堂の節分は、新人さん二人の舞となりました。
お二人とも、堂々としたもので。
たくさんの人の前でお見事ですね。
市ぎくさん、ポーズがきっちりきまってます。
あ・・・最後の最後で何とかお二人が見えました。
美しい舞をありがとうございました。
お次は茂山千五郎家による節分狂言。古式鬼追いの儀です。
赤鬼、青鬼が登場。
青鬼さん、ダダダダッ!と私の真上へ。
ど迫力でした(@@)
仏様をバックに、なんとも厳しい青鬼。
打ち出の小槌を持った赤鬼が暴れます。
そこで人々は豆を投げつけて鬼を追い払います。
逃げ惑う鬼たち。しかし、再び息を吹き返してまた暴れ始めました。
そこへ現れたのがおかめさんの福の神。
ニッコリ福々しい幸せビーム?を放ち、鬼たちを調伏します。
打ち出の小槌をおかめに渡しておとなしくなった鬼たちは、律儀に一列で退場(笑)
なかなか姿勢よく歩いていった赤鬼。
よく見ると着物の柄もファンシーでした(^^)
小鬼さんたちも退場。
お、おしゃれ青鬼ですね。
ヒョウ柄パンツならぬ、ヒョウ柄ショールに茶髪です(^^)
打ち出の小槌を持ったおかめさんが最後に退場。
福々しい~??
そして豆まきです。
市ぎくさんが枡を持って登場。
お姉さん舞妓の市彩さんは普段着の着物で豆まきに参加されていました。
盛大な豆まき。
おかめさんが描かれた枡から、たくさんの豆、落花生、お菓子が撒かれました(^^)