秋の花咲く常寂光寺
2018年 12月 06日
静けさに包まれている常寂光寺に、秋を告げる花が咲きます。
朝イチの独り占めの時間。
紅葉の頃では考えられない静寂です。これぞ「常寂光寺」(^^)。
(※10月27日撮影)
少しだけ色変わりし始めたモミジが山門のところで出迎えてくれました。
この両サイドの苔が見事なモスグリーン(^^)
こんな様子が紅葉真っ盛りの時に無人で撮りたいものです(笑)
前日の雨でしっとりしたモミジの葉がいい味になっています。
茶の花です。
椿のように、花の形のまま、ポトッと落ちるように散るんですね。
今年はあまり元気がありませんでした。
夏の暑さに負けたのか?どこかヒョロヒョロした感じでした。
かつては竜胆も咲いていましたが、この日は見かけることができませんでした。
うまい具合に昨日の雨で青々とした苔の上に真っ赤な紅葉が散ってくれています。
この花、何の花かご存知でしょうか?
あの苦~いお茶で有名なセンブリです。
青空にキレイに映えています。
そういえば、今年は未だに桜紅葉が残っていますよね。
木枯らしが吹いていない?という暖冬ならではの現象なんでしょうか??
化野念仏寺の竹林のように、この竹林も今後人気になりそう。
※ちなみに、化野念仏寺の竹林は、台風24号による倒木倒竹などのため、今日現在立ち入り禁止です。
苔や石段に落ちた木漏れ日の光がとても印象的でした。
こちら、「コケ寺リウム」ということで、金魚鉢のような容器の中に作られた箱庭。
山門の向こうにはちゃんと石段もあって、緑の部分はコケや紅葉で作られています。
これ、持って帰りたい~!と思える見事な作品でした。