サツキ彩る重森三玲の庭 その3(光明院・波心庭)
2018年 10月 01日
重森三玲のお庭が好きになったのも、京都の花景色を撮り始めたのもこのお庭がきっかけでした。
重森三玲のお庭には、サツキがよく似合います。
このお庭にも、サツキがいっぱい咲くのですよ~。
(※5月19日、26日撮影)
サツキが咲くには少し早い時期なのですが、もう結構咲いていました。
まずは玄関を入って正面の三尊石にて。
こんな額縁もどうでしょう?
結構満開の状態ですね。
正面の大刈込、上はツツジですが、下側はサツキなんです。
素晴らしい丸窓光景です。
新緑も苔も綺麗ですが、サツキが正面に彩りを添えるこのお庭の姿を見たいですよね。
2枚めの写真と比べてもらうと、左のサツキが散り、正面のサツキが彩りを増したことがわかります。
正面の彩りが美しくなったら、この額縁も収めておかねば。
こういう感じで、ツツジの下側にサツキが咲く刈り込みなんです。
そして、上部のツツジの合間にも、サツキが編み込まれるように咲いていますね。
苔は前回のほうが青々してましたが、やっぱりもう一度来てよかった。
この刈り込みと苔、砂の織りなすラインが綺麗なんですよね~。
パノラマのような額縁。サツキがかわいらしい彩りを添えてくれています。
雪見窓が見事なパノラマ光景のサツキ咲くお庭の額縁を見せてくれます。
重森三玲庭園の中でも一番好きなんですよね~。
落ち着くお庭で、毎回1時間以上滞在しちゃいます。
重森三玲のお庭にはサツキが似合うなぁと、改めて思った光明院・波心庭でした。