ツツジの頃(東福寺塔頭・光明院)
2018年 08月 28日
この生け垣が一番輝く季節がツツジの頃なんです。
晴れた日と曇った日、二度訪れてきました。
(※4月28日、30日撮影)
入口のノムラモミジは真っ赤な新緑で出迎えてくれました。
しかし・・・コントラストきつそう~(汗)
前日降った雨で、砂庭は少ししっとり、苔も青さを吹き返していましたが、
光と影のコントラストはなかなかクッキリです(^^ゞ
こちらのツツジはこのぐらいの咲き具合が満開なんです。
今日はこれが正解かなぁ(^^ゞ
できるだけ影が強い部分は省いて・・・という感じですね。
あまり影が出ない部分を切り取ると、正面しかないですね~(汗)
今日はいい具合に曇っています。
秋も楽しみになりますよね~。
ツツジの色合いも美しく出てくれます。
三尊石がちょうど柱でかくれちゃうんですよね。
いやはや、やっぱり良いお庭です。
ノンビリ1時間は眺めてしまいました。
まだ苔の青さも残っていて、いいコンディションで嬉しい。
ここから見るツツジの生け垣もきれいなんですよね。
その前に一枚杉板の縁側のところから。
お庭の作者の重森三玲は、庭木にツツジやサツキを好みましたが、
超満開の状態は好まなかったのだそうです。
刈り込みの時期などを調整して、花の色で庭が埋まるようなことがないように
されているのかもしれませんね。松尾大社の蓬莱の庭ではそのようにされているそうです。
この部屋は本当に落ち着きます。
丸窓と雪見窓から見るお庭はまるで絵画を見ているような美しさ。
この障子窓は・・・
こちらもほぼ満開。今年のヒラドツツジは4月中にピークを迎えましたね。
ツツジの頃の光明院。
私は桜の頃や紅葉の頃よりもこの季節の波心庭が大好きです。